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お金の流れを想像すると、批判的思考力が身に付く

税理士業をしていると、いろいろな業種の裏側を知ることができて非常に興味深いです。
特に、消費者側では知ることが難しいこと、例えば、事業者向けの商品やサービスの相場など、にも触れる機会があります。
お金の流れや利害関係を理解、想像することができると、現代の社会生活に必ず役に立つと思います。

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以下はAIを利用して作成した音声配信の要約です。概要を理解していただけるかと思いますが、より詳しく、具体的な内容が気になる方は音声で聞いてみてください!

お金の流れの理解

まず、お金の流れについてです。消費者として物を買う際に、誰がどのように得をしているのかを考えることはあまりないかもしれません。しかし、ビジネスモデルを理解することで、背後にあるお金の動きを見ることができます。
例えば、クレジットカードやPayPayの利用時には、ポイントが付くことで消費者が得をしますが、そのコストは店舗が負担しています。このような仕組みを理解することで、自分のお金の使い方についてより賢明な判断ができるようになります。

批判的思考の必要性

次に、批判的思考についてです。批判的思考とは、情報や主張を鵜呑みにせずに、裏にある意図や事実を考慮しながら評価する能力です。
現代の情報過多の時代において、特にインターネット上の情報は質の担保が難しいため、受け手側がしっかりとした判断力を持つことが重要です。批判的思考力は国際的な教育でも重視されてきており、情報の正確性を見極める力を育むことが求められています。

メディアと情報の受け取り方

メディアの情報も例外ではありません。新聞やテレビ、インターネットメディアなどは、いずれもビジネスとして成り立っており、収益を上げるために視聴率や購読者数を増やす必要があります。そのため、時にはセンセーショナルなニュースを報道することで、視聴者や読者の関心を引こうとすることがあります。例えば、戦時中の日本では、新聞が国民の戦意を高めるために偏った情報を報道し、結果的に戦争の推進に寄与したという歴史があります。現代でも、コロナウイルスの報道などで不安を煽るような情報が多く見受けられます。

教育と批判的思考

日本の教育システムでは、まだ批判的思考を重視する教育が不足しています。従来の暗記型の教育では、問題文を疑うことなく正解を導くことが求められますが、これでは批判的思考力は育ちにくいです。今後は、教育現場でもこうした思考力を育てるカリキュラムが求められるでしょう。

リスクと自己防衛

批判的思考が欠如していると、詐欺や悪質なビジネスに引っかかりやすくなります。例えば、ネットワークビジネスのような仕組みでは、初めに勧誘された段階でそのビジネスモデルをよく理解しないまま参加してしまうと、大きな損失を被ることがあります。自分自身を守るためにも、常に情報を批判的に評価することが大切です。

お金の流れを意識することの重要性

最後に、お金の流れを意識することで、物事の裏側や本質を見抜く力が身につきます。これはビジネスモデルを理解する上でも、批判的思考を養う上でも非常に重要です。日常生活でも、誰が得をするのかを考える習慣をつけることで、情報の真偽を見極める力が養われます。

このように、お金の流れと批判的思考を理解し、日常生活に活かすことで、情報社会をより賢く生き抜くことができるのです。皆さんもぜひ意識してみてください。

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