見出し画像

弊社がコンテナバンニングというとてもニッチな仕事をしている理由

こんにちは、中古車輸出のコンサルティングを事業として行っている、プロスペリティ名古屋の採用担当の長谷川です。まずはこのNoteを開いてくださりありがとうございます。

就職・転職する上で会社選びは非常に難しいと思います。採用サイトだけでは全てを伝えることは難しく、特に弊社のような中小企業に飛び込む場合、「実際にどんな業務をするのだろう、、」「怖い先輩はいないかな、、」と色々な不安が過ると思います。

本Noteでは、弊社がどういった思いで今の事業に取り組んでいるか、少しでも事業に向き合う考え方も交えながらお伝えできればと思います。


そもそも何をしている会社なの?

弊社の事業は大きく3つに分かれます。

  1. 貿易事務
    輸出するための書類作成や、船のスペースの確保を行います。船会社によって運賃が大きく変わるので日頃からの情報収集力が試されるお仕事です!お客様とのコミュニケーションも貿易事務の担当です。

  2. バンニング事業
    お客様から中古車をお預かりし、コンテナへ中古車を設置しております。弊社のヤード規模(車両置場)と技術力はエリアでもトップクラスを誇る広大なものとなります。ぜひ一度見学に来てみてください!

  3. 海外進出コンサルティング
    弊社では1,2に加えて経営コンサルティングや海外進出のコンサルティングサービスも交えた、経営面の支援も積極的に行っています。

    去年はコロナ禍でありましたが10~50億円規模の海外のM&Aの支援なども行っていました。また、弊社では第2の事業の柱を作るべく、自社内でのM&Aを交えて今後5~10年で海外での新規事業の立ち上げを行っていきます。

1,2を行っている会社様は競合でもいらっしゃいますが、3までできる会社様は日本でもほぼいないと思われます。これは、日本をでて海外での現地の開拓が本当の勝負なのでその先もご支援したい、という想いからこうした事業も行っています。


そもそもどんな業界構造なの?

非常にざっくりお話すると、大きく3つのプレイヤーが存在します。

売り手
中古車の輸出を事業として展開している会社様です。こういった企業様は、自社で買取の店舗を構えたり、中古車専門のオークションを活用して商品を仕入れます。

プロスペリティ名古屋
車を買ったシッパーさんは、海外に送る必要があります。輸送方法としては船を使いますが、弊社では主にコンテナに複数台を積めて輸出する手段のお手伝いをしています。

こちらは、コンテナを特殊なワイヤーなど様々な資材(ここは企業秘密でもあります、、!)を活用して、傷がつかないようになるべく多くの車両を詰め込みます。

組み合わせによってはコンテナに6台も入ることも!!

車というのは商材の性質上、傷や破損が絶対に合ってはいけない商品です。そのため、弊社含め各社どうすれば傷がでないように車が運べるか、日夜研究に励んでいます。弊社では、独自の資材を複数組み合わせて、ほぼダメージがでないバンニングを強みとしています (ダメージ率は1件/1年です。)

✔買い手
こちらは、一般消費者と現地ディーラーの2つに分かれます。輸出先は南米、アフリカ、東南アジアなど本当に多岐にわたります。日本人の車を丁寧に乗る気質×安価で高性能な日本車は、諸外国の車と比較しても圧倒的な人気の背景となります。


そもそもなぜこの事業をやるの?

弊社は事業領域を選ぶ中で2つのことを大切にしています。

1. 日本が海外での存在感を高めることに寄与しているか
2.市場規模が小さく、大手が参入しないか

✔日本が海外での存在感を高めることに寄与しているか
日本企業がグローバルで存在感を発揮している業界は、もはや自動車くらいになってしまいました。この約20年であらゆる産業が次々と没落していき、残る自動車も欧米の電気自動車が先行している中で先行きが危ういと言わざるを得ません。

もちろん素材などでまだ強い日本企業はありますが、そうした領域は最終製品と比べると大きな付加価値を生んでいるとは言いにくいのが実情です。パイ全体が縮小するなかで、そうした小さいパイを取り合う競争が始まってきてしまうのでそう。そのためにも積極的に海外にでて、日本の成長に寄与できる事業を作っていきたいと考えます。

✔市場規模が小さく、大手が参入しないか
ある程度の市場規模があり、大手が積極的に参入してくる市場では、売値で勝つことが難しくなってきます。これは、大量に仕入れることができる彼らは、その分仕入れの値段を安くするように交渉ができるため、中小企業では太刀打ちができません。こうした背景もあり、"大手が手をださないニッチな小規模商材"こそ中小企業が生き残る道と考えています。

昨今、アメリカでは物流業界もVCなどの投資マネーが入ってきて巨大なテックベンチャーが台頭しており、その流れは日本にもくるかと思います。しかし、弊社としてはあくまでも"小規模なニッチ商材で勝ちにいく"という戦略のもと、少数精鋭で事業を推進していいきたいと考えてます。

最後に

ここまで読んで頂きありがとうございました。現在弊社では将来積極的に海外にでて、ビジネスで世界と闘いたいという新卒・第2新卒を募集しています。弊社のHPからお問い合わせいただければと思うので、まずはカジュアルにZoomなどでお話をできればと思います!