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若葉の考えごと #1 頭の中のコップ

好きな考え方

人は頭の中に「コップ」がある。
「コップ」の大きさは人によって違うし、同じ人でも環境とか時間の流れの中で変化をする。
この考え方とても好き

「頭の中のコップ」の存在が私がnoteを始めたきっかけでもあるので
ちょっと書いておこうという次第です。

コップとの出会いを振り返る


大学で社会福祉学科に所属しており、医療現場で働く福祉職、医療福祉士(Medical Social Worker)の方々のもとで実習をさせて頂いた。

本当に色々なことを学んだけど、その中でも特に印象に残っているのが
田村健二の「コップの比喩」を用いた相談支援方法の理論!

患者さんやその家族に寄り添い、抱える課題や悩みを引き出す。
そして、それぞれが持っている強みを生かし、
「その人らしい生き方」を形成できるように支援を行う医療ソーシャルワーカー。

MSWは患者さんや家族のコップの中身や容量を検討する。
コップの中身が溢れていたり、多いのであればそれを減らそうとする。
コップの容量を減らすことで、人は新しい価値観を取り入れることができ次のステップへと進めるのだと思う。

さらに、コップを大きくしていく。つまり、人を「エンパワメント」することも支援の1つ。

ここで重要なのが、支援者が人のコップの中身を変えているわけではないということ。
結局は「その人自身がコップの中身を変化させる」。

自分のコップは自分でしか変えられない。


好きだ、この考え方

この理論は、確かに相談支援の専門職にとって有用性がある。

だけど、私は福祉の実習生としてだけではなく、「個人的に」この理論が大好き笑。

何だかしっくりきた。

「何か今日のお客さん苦手だったなー言い返したかったわ、明日ゼミの発表だドキドキ、〇〇の誕生日プレゼントどうしよう決めなきゃ」
なんていう頭がごちゃごちゃな状態を、
「頭の中のコップがいっぱいな時」という、表現の仕方というか、考え方が好き。

ちょっと可愛らしい感じがする。
「比喩」って面白い。
元の事柄のイメージが「比喩」によって少し変わる。
その少しの変化が、人間の心を少し楽にすることがある。

頭の中に考えごとが多い時は、「コップが満杯になる前に、抜き出せるものから出しちゃおう!」という捉え方をする。

何か出せるものがあるはず。
中身を少しずつ余裕を持たせていくことが、自分の「心の余裕」につながる。

この「考え方」に出会ってから、今自分の頭の中に広がる考えごとを「検討」するようになった。
猪突猛進な私。
目の前にあるものとかパッと思いついたことに飛びついてしまって後で詰むことが多い。

自分のコップと向き合い、検討することを意識すると何だかうまくいきそう。


So far so good :D

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