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上を目指す飢えと生活
でかいノートを買った。改行もせず罫線の上を筆が走り文字で埋まっていく。
ひとつ困ったことがある。とにかく手がしんどい。けんしょう炎にはなったことはないが、このままだとなりそうな気がする。1ページを埋めるだけでも手がぜえぜえ言っているのが聞こえ、手が肩で息をしているのがわかる(わかりませんし、手の肩って何)
手書きではなく肉声ならもう少し楽だろう(ああ書いてると、手が熱くなってくる)肉声で記録するなら本格的なラジオ番組を作ってみたい。僕がいっている本格的というのは、知らない情報から作るような番組。
YouTubeや podcast、noteは個人でやっているものが多い。個人でやると、インプットとアウトプットはネットで得たもの、身の回りのことなど、自分中心の情報で作られる。
普段生活している上では触れないような情報を摂取し自分のフィルターを通して出してみたい。想像するとカロリーをたくさん使いそう。うえってなる。
うえっ
小説家の1日をよんだ。短編集だがそれぞれ読み応えがあり、一編読み終えたらはじめに戻りぱらぱらと流し読みしてしまう。
ずっとこの本に入り浸りたくなり、本当はサクッと読めるのだがあえて時間をかけて読んだ。
タイトルの意味、セリフの意味をこんなに考えた小説はなかったし、ネットのレビューを読むと皆、捉え方が違って面白かった。どのレビューも、読み解き方に好感がもて肯定できた(正解はないしね)行ったことはないが読書会に向いている作品かもしれない。
でてくる人たちも強烈なキャラクターがいないが、全員が鍋に薄い灰汁が張っているような人たちだった。麒麟の川島さん風にいうと「にんげんだ!」
おわりだ!
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