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違和感から学んだこと

今まで自分に投資してきたことのひとつに
自己啓発セミナー参加というのがある。

今から15年くらい前、職場の人間関係で
常にモヤモヤしていた。

でも、社会に出てから対人関係については
誰に教わると言うこともなく、人それぞれ
の受け止め方とか、自分の考え方でなんとか
乗り越えるのが当たり前だし、社会人は
みんなそうやって乗り超えているのだろうと
思っていた。

それでもなかなか自分の中で消化しきれず
とにかくもやもやしていた。

そんな時、ふと立ち寄った書店で
目にとまった本。

エッセイのように書かれていて読みやすい。

その当時の心の中でもやもやしている理由に
具体的に対処する方法が記されていた。

目から鱗が落ちるとはこのことだ。

思考の切り替え方や人とのつきあい方、
距離感など、当時はその本から学び、
心救われ、その著者の考え方や思想に共感し
それが傾倒に変わる時期があった。

何度かセミナーなどにも参加し、顔見知りの
参加者も出来た。

しかし、いくつかのセミナーに参加して知れば
知るほど、やんわりとした違和感が生まれて
きた。

その違和感がどんどん大きくなり、結局その
関連のことからは静かにフェードアウトした。

その著者から学んだことへの当時の共感は本物だったし、良い学びだけ心に残して。

他にもある。

某財団法人のなんとか協会

その協会が主催する資格を取ったり、
資格とり続けると、資格講座を開く講師になる
なんて道もある。

総じて意識高い感じの人たちの集まりであり、
自尊心の高い人たちばかり。

最初は、堂々として、明るく前向きで皆さん
素敵だな・・・と感じたので、
そんな方から教えていただくだけで自分の
自尊心もどんどん上がる気がしていた。

内容もきっと役に立ちそうかな?と思って
ひとつふたつ資格も取ってみた。
ところが、あるステップの資格取得後からが
私にとっては違和感の始まりだった。

ステップアップの仕組みや活動などにひどく
違和感 を覚えた。

実際その資格を取りきって、独立性し、それでビジネスが成り立っている方も多い。

ただ、その環境に私が合わなかっただけ。

ここもフェードアウトした。
違和感があると自分から遠ざかるようにしてる

でも、高いお金払って取った資格とか思うとその資格とか自分の努力とか簡単に手放せない人も多いのかもしれない。

とも想像している。

あの時期、そういうことが続いて
とある協会のビジネスモデルを垣間見た
そんな気がする。

後悔もしていないし、いろいろな意味で、
学びの時期だったのだと思う。

ただ、

私は

もう二度と関わらないと思う。

結局のところ、私の違和感とは
その自己啓発なり、資格ビジネスに関わることで、主催側のビジネスのターゲットにされてるだけなのだなと結論づけた。

いいことを広めたり、人に啓蒙するという
その枠から外れているように見えてきてしまい

(ねずみ講)ではないけど、それに似たような
構図にしか見えなくなってしまったのだ。

気になる自己啓発の本なんかは、本を読むのみ
にとどめておくのがいいのだ。

ただ最近はその手の本は読んでいない。

私は私

様々なシーンで

私の違和感はこれからも

ずっと大事にしていく


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