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トップリーグ第4節・雷雨で中止

2021年・第4節。関東は激しい雨との予報だった。予報通り、14時開始の東京・秩父宮ラグビー場、千葉・柏の葉はともに中止となってしまった。ラグビーは基本的にどんな悪天候でも行うスポーツである。その昔、国立競技場で大雪(首都圏では)の中の早明戦があったが、現在はコロナという環境と以前、大阪で行われたフェスで落雷による事故があったので中止はやむえない判断だったのだろう。

東芝VSサントリー

秩父宮ラグビーは14時キックオフ。東芝とサントリーの府中ダービー。先行も一般も玉砕されて配信で見ていた。画面越しでも雨の降り方が激しいことがわかるほど。時折、携帯へ防災情報が流れていたので心配はしていた。ラグビーは基本的に天候に左右されずにやる。サントリー、東芝と選手がグランドに出てきた。カウントダウンが始まり試合開始。雨は見る見る間に激しさを増していった。

開始12分で中断

雷注意報が出たことで試合は中断された。まずは30分中断となり、選手はロッカールームへ。観客も屋根の下などへ移動。雨は激しくなり、60分後も天候が回復しないとの判断で中止となった。

しかし、選手たちは会場に足を運んでくれたファンたちへ再びあいさつにきていた。ラグビーは本当にこういう一つ一つのことに暖かさを感じる。

幻の50キャップ

今日の試合でサントリーのキャプテン・中村亮土選手は公式戦50キャップだった。この日のために、ユニフォームに刺しゅうがされた写真が公開されていた。「キャップ」とは公式戦にフル出場することで1がカウントされる。

プレイヤーズカメラ

JSPORTSの配信では特定の選手のみを映し出す「プレイヤーズカメラ」が設置されているとアナウンスがあった。

残念ながらCATVをスマホで見ているため受信はできないが、サントリーのボーデンバレット選手のみを追い続けるカメラが設定されていた。選手としては一時たりとも気を抜けないのが気になる。中断中に、そのカメラの配信が行われたが、全体が見えないためラグビーとしての流れが見えないが、単にボーデンバレット選手を見たい人にはいいのかもしれない。

NECグリーンロケッツ vs 日野レッドドルフィンズも中止へ

千葉で行われていた、NEC VS 日野の試合は開始せずに、時間調整をしたまま中止へ。NECにとってはホームゲーム。試合はなかったが、秩父宮同様、選手たちは会場に足を運んだファンにグランドへ出てきていた写真が見受けられた。

昨年の府中ダービー

2020年1月12日、第1節・開幕戦。W杯効果もあり2万人を超える観客が押し寄せる秩父宮ラグビー場で行われた。この日は、26-19で東芝の勝利。

2020_府中ダービー

2020府中ダービー

コロナの影響で秩父宮は4000人に満たない観客になっている。早く緊急事態宣言が解除され、もう少しチケットが取れるようになればよいのだが。今シーズンはまだまだ難しいのか?と。残り少ないシーズン、見に行けるか不安になる。




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