浅草の老舗巡り#4

毎月一度の贅沢Dayということで、浅草の老舗を中心に開拓を進めております。「老舗」と名乗る基準は、実は特に取り決めはないようで、東京商工リサーチでは創業30年以上を「老舗」と定義 しているようです。

なので、私(1982年生まれ)としては、その時の自身の年齢より上、というのを基準に考えてます。

さて、そんなこんなで、6月に行ったのは、「とんかつ ゆたか」です。
食べログでは百名店に2017~2019年と3年連続で選出しており、前から食べログ上では気になっていたお店です。

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気付かず素通りしてしまいそうな狭い脇道にあり、これまで浅草の小道も色々と散策してきたつもりでしたが、この道は通ったことなかった、という隠れ家的な感じの立地。
浅草の喧騒とした空間の中に、ポツンと静寂に包まれているような雰囲気です。

創業は1945年で、75年ほどの立派な老舗です。
終戦の年ですね。当時はどんな雰囲気だったのかとか、ちょっと気になります。

お店の雰囲気は、とても清潔で、高潔な感じもありつつ、懐かしい感じで、落ち着きがあり、どんな人でも受け入れてくれるような雰囲気です。

「胃もたれしない、軽やかなカツ」とメニューの最初のページでも謳っており、たくさんのこだわりが詰まっており、それらのこだわりが味への追及ももちろんあると思いますが、なんだか心温まるというか、愛情のようなものも感じます。
沢山あるこだわりの中で、やはり一番の特徴が自家製のパン粉だと思います。軽い口当たりと絶妙な触感で、こだわりを実感できるポイントだと思います。

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【お店情報】
▼営業時間
平日(木曜定休日)
11:30am-14:00pm(L.O.)
17:00pm-20:00pm(L.O.)
土日祝日 
11:30am-14:00pm(L.O.)
17:00pm-20:00pm(L.O.)

▼住所
東京都台東区浅草1-15-9
(03) 3841-7433(予約不可)

注文したのは看板メニューのロースカツとヒレカツです。
藻塩とウスターソースで頂くのですが、カツの甘みがしっかり引き出され、大切にゆっくり噛んで味わっていてもどんどん減ってしまいます。
ヒレカツの方は脂分が少ない分、お肉本来の味をしっかり味わうことができ、歯ごたえもありしっかり味わえます。

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並んで入店しましたが、店内はとても落ち着いた感じで、至福のひと時で御座いました。

このパン粉で揚げられたエビフライやカキフライなども次回は食べてみたいと思います。

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