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中林ルール後記 2週間プレイ【SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE】

1年間の休息があった間、元号が変わり(後記を認めているタイミングはすでに令和2年(笑)沢山の生活の変化もありつつ、過去4年強貫いてきたテレビゲームの中林という番組を心機一転とはいいがたいが復活するに至り【通称:中林ルール】と呼ばれている久々の2週間プレイ。どうやら私の知ってるところ、知らぬところでも実践した方がいることを知る。番組内でもよく発言しているが・・・改めて・・・

や め て お い た ほ う が い い(笑

特にリサーチした事は一度もないが、目撃報告では「こいつらアホか!」と評した方もいたとか、どうもアホです(爆笑 いつの間にかリスナー間で広まっていった中林ルールは、本来【収録までの2週間の間に実際にプレイした感想をレポートすること】であり、必ずしもゲームでいうエンディングに到達するものではないという事も言ってきたつもりではあるのだが、多少挑戦の壁が高い方が面白いから、実際そう思われてもいいのではないかと、体に支障をきたさなければなんでもOK

前置きが長くなったが、番組復帰後初挑戦となったソフト【SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE】について軽く放送後記などを認めている。日本産タイトル2つめとなるゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞した栄えある作品で今更説明はいらず、今もなお挑戦されているユーザーも多くいる名実共に名作と言える作品。

プレイ期間:2019年10月29日~同年11月12日

発売日が同年3月22日で、大分時期が経っての挑戦ではあるが、前情報はこれといってリサーチをせず、同社の高難易度アクションの様に難しく・トライアンドエラーを繰り返していく作品なのだろうという先入観で始まった挑戦。概ね自分のイメージから外れてはいなかったと思う。

総プレイ時間:2週間中、約10時間

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番組内でも感情的に言ったが、大半の記憶はコレ!(笑

高難易度であるが故の失敗した瞬間が脳に焼き付いているわけだが、別の高難易度アクションを引き合いに出しやすい物ではあるものの、確実にそれと違う味わいが存在するのを確信できる。

よく引き合いに出されるであろう作品と似たプレイ方法はむしろ邪魔

今客観的に思えば結論付けられるが、そもそも高難易度である事を知ったうえで時間制限を設けているので、実際当時の自分は急いていたのだろう。実際の所簡易的にどのようなゲームであるのかを番組で紹介しているが、どのようなゲームデザイン・システムであるかを説明したところで、インタラクティブなコンテンツである以上、コントローラーに触れてみないことには実際の魅力はわからない事だらけ。少し時間を置いて客観的に思い返せばこの作品の魅力は総合的にデザイナーの思惑通りに没入できる事に他ならない。

和風の世界を縦横無尽に駆け巡る隻腕の忍者に襲い掛かる苦難の連続

苦難である以上プレイヤーに至極簡単に突破されては重厚でハードな世界を追体験することはできず、プレイヤーに世界観を伝えることは難しいし、何よりも高難易度をウリにする以上、ゲーマーへ向けての歯ごたえがなければ記憶に残すのは難しい。高難易度であること一点だけでも主人公がいかなる苦境に立っているのがわかる効果的な手法でもあるし、集中してプレイせざるを得ない状況は没入感の向上になる。書いていて当たり前の事だらけだが、今作については忍者がプレイヤーである以上、イメージされやすい【隠密行動・機敏な身体能力】を感じなければ完全な世界観を共有することはできない。それが他作品との大きな違いであり、このSEKIROという作品単体をプレイするに十分な理由だと思う。隠密の為にじっと待つ、いざ戦闘となれば大胆に且つ軽快に攻める緩急が必要な、ある意味熱くなりやすい状況下でも冷静さと判断力が必要になるタイトなデザインは、同じ様な作品を話題に出すのは簡単だが、触ってみれば今作でしか味わえないオリジナリティ溢れるゲームと断言できる。結果2週間でエンディングに到達することはできず、リスナーには本気で心配される等個人のリアルにも踏み込んできたこの作品は、現在積まれている状態ではあるが今でも鮮明にまたやろうと思わせてくれる。

ただ、本気でクリアを目指すなら、あと1か月は最低でも欲しい(笑

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