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【コラム】最近ニュースで言ってる金融政策ってなんだろう?

本日3月14日、安倍総理が緊急会見を開きました。一連のコロナウイルス問題について何かしらの発表があるとのことでしたが、予想通り毒にも薬にもならない内容でした。

アメリカは先日までに「FRB」が大規模な金融政策を既に打ち出しているのです。そして政府も緊急事態宣言の中に学生ローンなどの免税が織り込まれ、両方の機関が動かす金額規模が日本とは全く桁違いとなりました。日銀はETF購入を延々と続けるのでしょうか。

さて、この「金融政策」という言葉や「FRB」という専門用語が最近はニュースで飛び交っていますので、今日は簡単に言葉の解説と、アメリカの金融システムの仕組みについて解説をします。初心者向きの内容です。

FEDの仕組み

まず「金融政策」ですが、これは中央銀行が行うものです。

中央銀行が市中銀行との間で国債やETFを売買することにより、金利を操作するという方法になります。

これに対して、財政政策は政府が行うものです。

公共事業の拡大や縮小により所得増加を促したり、減税をして可処分所得を増やす(国民が使えるお金を増やす)ことが主な中身となります。なので、アメリカ政府が行った学生ローンの免税もこちらに該当することはわかると思います。

金融政策を行う中央銀行は、日本では日銀、アメリカでは「FRB」、EUではECBが該当します。しかしアメリカは巨大な国なので、中央銀行が1箇所では合理的に機能しないのです。そのため、機能を12の連邦準備銀行に分担しています。特にワシントンにある機関が中枢となるため、これを指してFRB(The Federal Reserve Board)と言うことが多いようです。しかし結局は連邦準備銀行も中央銀行機能の一部ですから、全てまとめてFRBという言い方をしている場合もあります。

紛らわしいことに、連邦中央銀行は英語にするとThe Federal Reserve Bankとなりますので、これも略すとFRBとなります。いずれにせよ、FRBと聞いたら「アメリカの中央銀行だ」と捉えればOKです。

日本には存在しないこの連邦準備銀行ですが、法人であるため株式を発行しています。加盟している各市中銀行が株式を購入する形で出資することで成り立っています。持ち株数の多さと発言権の強さは比例しませんので、中立性は保たれています。

資料には書いていませんが、FRBはFOMCと呼ばれる会合を定期的に行っています。これは日本でいうところの日銀政策決定会合です。17日から行われるFOMCでは、更に政策金利を大幅に下げる政策が打ち出される予想も出ています。

政策金利は中央銀行が市中銀行にお金を貸し出す時の金利です。

この金利が下がると、市中銀行が国民にお金を貸す時の金利も下げられますね。市場にお金を供給しやすくする政策ということになります。

しかし、供給しやすい環境が整っても、供給されるお金が足りなければ意味がありませんね。そこは量的緩和政策でカバーします。これも金融政策の一環です。中央銀行が市中銀行の持つ国債を買い取ることで、直接お金を市中銀行に供給します。

先日まではパニックにより、現金需要が非常に高まりました。いろんなものを売り、現金にする流れが発生し、お金の供給量が足りていなかったのです。金融政策で金利を下げても株価が下げ止まらなかった理由は、ここにあると思われます。

つまり、金利の上下はあくまでも「環境を整える」役割です。お金自体が足りない場合は、環境をいくら整えてもダメなのです。


いずれもう少し詳しく説明するつもりですが、とりあえずこれくらいのことを知っておけばニュースも頭に入りやすくなると思います!

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全ては経済に繋がる。世界平和には経済の安定と発展が必要です。 政治経済と地政学、8年の投資経験を融合した超長期投資です。ポジティブ思考。 株初心者~中級者向けに【コラム】【雑感】書いてます。 ※マガジンにジャンル別にまとめてあります。 フェアで明るい時代はもうすぐです!

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