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12/8【雑感】具体的な相場温度の測り方 ~アルゴの反応を見て感じること~

今日も日本製鉄を買っています。今朝は成行で買いを入れると、少し高いところで不自然に約定しました。

これも日が浅い投資家の方々は知らないかもしれませんが、機関投資家の売買は、とうの昔にAI化が進んでいます。よく「アルゴ」と言われているやつです。どんなアルゴリズムが動いているかは我々にはわかりませんが、少なくともアルゴは、我々の注文の0.数秒先を先回りすることが出来ます

イメージを掴んでもらうためにシンプルに説明をします。例えば今、株価990円の銘柄があったとして、1000円に100株の売り板が出ているとします。買い方である私が成行買いを入れれば1000円で約定するはずですが、アルゴが働くとまた990円で約定します。今まで存在しなかった990円の売り板が、私が注文を入れた瞬間に登場し、私は990円の板を買ったことになる…こんなことがよくあります。上値を抑えたい機関投資家のアルゴが働いているからでしょう。

株を売る時も同様です。今、買い板が990円と、売り板が1000円に出ていて、先ほどと同様に10円の幅が開いているとします。私は早く売りたい、でも一円でも高く売りたい、と考えて995円で指値売り注文を出したとします。売り板の先頭に並びたい、と考えてる場合です。しかしアルゴが働くと、注文直後、994円に100株の売り板が登場したりするわけです。これは売りを誘発するアルゴの働きなのでしょう。

先程の日本製鉄の場合、私は成行買いをしたら予想より少し高いところで約定したのです。つまり、私の買おうとしていた売り板が引っ込んだのです。売る気のない売り板、これは見せ板です。売り板がたくさんあるように見せかけて、買い方の気持ちを削ぎ落としたい、という売り方の行動かもしれません。ということは、売り方はけっこう苦しいのかな?とか、いろんな想像が働くわけです。

もちろん、本当のところは誰にもわかりません。買いの機関投資家が株価を騰げるためにやってるかもしれませんからね。結局自分の解釈次第ですが、このように相場の温度を測ることが大切です。売買してみないとわからないから売買してみるしかない、全ては自分の感覚を養うための行動です。

昨日はポジティブ・ネガティブ要素の記事を更新しました。

記事内でユビキタスが安値から2週間経過し、そろそろ底入れかも、と述べました。厳密には14営業日の経過なので、3週間くらいの経過が必要になります。これについても何故そうなのか、本当のところはどうなのか、と言われると断言出来ませんが、ある程度経験を積んだ投資家なら同じ様な感覚を持っているようです。人によってその期間は多少前後しますが、私はおおよそ14営業日の感覚です。ということで、今日は打診買いで200株を買っています。前回利確した後、100株だけはまだ観察用に保有していますが、この100株だけで3万円の赤字です。ここまで下がるとは予想外でした。このあたりから打診買いして、損失と相殺するかちょっと利益を出せれば良いな、という感覚です。主力銘柄ではないので買っても500株くらいに留めると思います。

この銘柄のように、安値を割れずに14営業日を無事経過した銘柄がチラホラ出てきています。今週はそういった銘柄の打診買いをしていきます。そうこうしているうちに、メジャーSQを跨いだ日経全体の上昇もしくは下落の方向性も見えてくるでしょう。

他の記事はこちらから探すと便利です。
https://note.com/n_kabu/n/n94f0f50bf81c

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https://note.com/n_kabu/n/nb19c5e094896

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