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11/26【雑感】GPIFの株売りニュースに思うこと ~日本株は加速している!~

GPIFが利確売りに転じる、というニュースが昨日流れています。同時に、ここ最近は日銀の金融緩和の出口がどうだ、というニュースも出ています。

相変わらず呆れるのは、「GPIF(または日銀)が売りに転じたら日経を買い支える資金が無くなり、株価は下落する」という意見です。我が国にいかに金融の感覚が欠落した人間が多いのかよくわかります。何の捻りも何もない発想です。そもそも何のための金融緩和だったのか、という話です。これは過去にしっかりと説明しましたが…いつ書いたやら。

そろそろ、また記事の整理と加筆修正が必要なようです。

金融緩和という行動は、景気上昇の「着火」にすぎないのです。着火に成功したらあとは勝手に火は燃え広がるでしょう?日本株市場には海外からもう買いが入ってきているのです。世界が注目しているのです。今までの日本は、着火しては燃え広がる前に自ら増税して火を消してきたのです。30年間もバカな行動を繰り返し、インフレを否定し続けてきた。インフレの否定とは、経済成長の否定に他なりません。だからいつまでも玉子が98円なのは問題だと言うのです。

ようやく、インフレを許容する流れになったのが2012年でしょう。あれから8年が経ち、日本経済は本格的な加速体勢に入ったと見ています。加速と株価の上昇余地を見れば、日本株は他の投資対象よりも相当パフォーマンスが高くなるでしょう。日経平均株価がDOWの上下に連動しなくなって既に久しく、どう見てもここからは米株よりも美味しい。株主還元という名目で金をバラ撒き過ぎた米国の航空会社が一連のコロナ騒動でどうなりましたか?経営が傾き、公的資金の投入を求めましたよね。日本企業はどうですか?今まで株主還元を渋り続け、異様に内部留保を貯め込んだ企業は配当の減配すらしません。このコロナという未曾有の大危機で倒産しないなら、何が起これば倒産するのでしょうか?

おそらく、私と同年代の30代半ばの人たち、特に勘の良い人たちは、投資家なら2012年頃から米株を買い、事業をやる人はシンガポールに行ったのでしょう。しかし、ここからは恐らく流れが変わってくる。投資をするなら日本株だし、事業をやるなら中華の息のかかったシンガポールはダメです。中華の息のかかっていない東南アジアの国や中東は面白いところがあるかもしれません。伸び代とパフォーマンスの観点から話をしています。私は勘が悪い部類ですから、2012年から日本株一辺倒です。でもここからは、苦労の成果も出てくれるでしょう。

連日書いているように、方向性は決まっています。あとは大小の波にどう上手く乗るか、という問題に尽きます。ここ数日は波が引いたまま、押して来ないのです。あまり引き過ぎて、津波にならないようにしてほしいものです。

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