見出し画像

11/24【雑感】日本株が一番美味しい時代、スタート! ~今一度、マネーの流れを意識して~

今日の日経平均株価は前回高値を越えましたから、まだ目先は上昇余地があるのでしょう。「金余り状態」が世界でも国内でも顕著です。さて、この過去最大級に余った金はどこに流れるのでしょうか?答えは簡単です。日本以外にありえません

投資歴が浅い人は、まずはマネーの本流がどこを流れているかを意識するクセをつけると良いでしょう。週単位、月単位でもマネーの流れは変わりますが、時代の流れを明確に捉えるには年単位で考えることが大切です。チャートの見方と同じで、「木を見て森を見ず」ではいけないのです。日足より週足を、週足よりも月足を見た方が大きな流れは分かりやすくなります。

2012~2019年のマネーの本流は米国でした。日本株市場も多少は騰がりましたが、米国の方が先にインフレを許容する舞台を整えることができたからこの様な結果になったのです。つまり、米国は新しい時代に進む準備を整えるのが早かったのです。日本は「失われた時代」の後遺症が続き、個人は貯金を、企業は内部留保を溜め込むことをやめられませんでした。資産価値を無視した結果、未だにサラリーマンの給料は手取りで20万そこそこ、玉子は98円です。こんなに恥ずかしいことはありません。

しかしそれでも、価値が高まった日本企業はいずれ評価される時代が来るぞ、と言い続けてから4年が経過しました。幸か不幸か、コロナという大事件が世界中で金融緩和を加速させました。香港は金融ハブとして死んだ、アメリカもヨーロッパも感染が止まらない、中国自体が世界から孤立するから、企業の生産拠点は東南アジアや日本国内に回帰する。そこに来て日本は東南アジアや南アジア、中東、オーストラリアとの関係を強化してきました。この溢れた未曾有の大金を日本に流す下準備は順調なのです。

風が吹き始めると、ここからは早いですよ。風が「いつ」吹き始めるかは神のみぞ知ることですから、私は4年も待ってしまいました。しかし、どうやらその風は吹き始めたように見えます。今年の4月頃かな?その様な流れにシフトしてきている、と繰り返しnoteでお伝えしてきました。「今年の秋頃に始まる」と。

多くの人がこの意見に反対しました。金融機関に勤めていた人などからは何回も「今年の秋は流石に早すぎる」と言われたものです。しかし、この様な流れはもう何年も前から既定路線です。いろんなことを毎日観察すれば、時代と株価の整合性は見えてきます。あとは「いつ」始まるかの問題です。だから株式投資はつまらない時間の方が長い。みんながマザーズで一喜一憂している間も待たなければなりません。

でも、当時から三菱UFJ銀行を買っていた人たちは、毎年25円の配当を貰い、平均取得単価450~500円あたりで数万株くらいの株を集めたはずです。地道にやった人たちはもう勝ち確定ですね。このまま持って配当を貰い続けてもいいし、数百万~数千万円の鞘を抜いても美味しいでしょう。

日本製鉄は配当こそないものの、数年待てば鞘は大幅に抜けるでしょう。まだ数千株は集めたいから、下がってくれないかな。

風はいつ吹くかわかりませんでしたが、風が吹き始めたら航路や予定は当然立てやすくなります。この様なバカでも素人でも儲かる期間は久しぶりです。今年から投資を始めた人にとって、大海原ではどちらが南でどちらが北なのかもわからないと思います。まずは方向感を養いましょう。そのためには、マネーの本流がどこを流れているかを観察すべきなのです。それがわからないバカのまま投資を続けると、いずれ利益を吐き出すことになります。だから相場では9割以上の人間が数年で退場していくのです。

観察にはポイントがあります。全体の相場温度を確かめるために、自分の保有株以上に日経平均株価は意識すべきです。先週までの高値を更新していますから、まだ上昇余地がある。

しかし12月SQも迫ってきています。これを何事もなく終えるとは思えない。最終ディフェンスラインとして観察を推奨してきた三菱UFJ銀行が前回高値を越えていない内は、警戒を弛めるべきではないでしょう。みずほ銀行もそうだし、野村証券にソニーも高値を取っていない。まだ「歪み」があるように感じています。

画像1

これは先週貼った私の予想です。今はもう11月下旬になってしまいましたが、今のところ日経平均株価は高値を更新していますから、今週後半か来週くらいには本格的に調整してほしいところです。ネガティブな意味ではなく、次の高値を狙うために、です。先週金曜までは少し下がりましたが、これは調整の役割はほとんど果たしていない程度の下落です。明日、明後日と高値を更新していくようなら、この表より一週間程度後ろにズレて推移するイメージになりますね。

他の記事はこちらから探すと便利です。
https://note.com/n_kabu/n/n94f0f50bf81c

にほんブログ村【株日記】

人気ブログランキング【株式初心者】

株式投資ランキング

【テキストB】具体的な銘柄選別方法と分析事例(超長期銘柄分析シート付き)
https://note.com/n_kabu/n/nb19c5e094896

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?