ネットワークイラストその2

ANAシステム障害の原因判明、シスコ製スイッチ不具合でDBサーバーダウン

全日本空輸(ANA)は2016年3月30日、3月22日に発生した国内線システムの不具合について、原因や再発防止策などを公表、国内線システムの4台のデータベース(DB)サーバーをつなぐ米シスコシステムズ製スイッチングハブの故障が原因だったそうです。

ANAシステム障害の原因判明、シスコ製スイッチの「世界初のバグ」でDBサーバーがダウン
ニュースソース(図も含む) : http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/033000936/

シスコシステムズのスイッチングハブは自己診断もして、何かトラブルあればアラートが飛ぶようになっていたのですが、今回のANAの例ではなぜかそれが飛ばなかったとのことで、スイッチングハブのバグと言われております。

自分が思うには、スイッチングハブの自己診断機能も怪しいもんだと思います。普段使わない機能なので、メーカー側もユーザー側もチェックが甘くなっていたんでしょうね😁。今回はスイッチングハブの自己診断機能とアラート機能がうまく働かなかったとのことですが、下で書いたような中途半端な壊れ方をするとアラートも出ないことが多々あるので、あんまりアテにはできないと思います。自分は機械の自己診断機能はあまりあてにしないように普段からしてます😅💦。

ネットワークの動きが怪しい時はサーバーのコンピューター本体やクライアントの端末を疑うのもいいですが、スイッチングハブの故障だったというのもよくあることです😅。完全に壊れれば、かえって分かりやすいのですが、電源入れてから一定時間たった頃とか、発熱の具合で、とかが一番厄介です。だいたいスイッチングハブはこういう中途半端な壊れ方をしたりします😅💦。

対策としては、あんまり安価なスイッチングハブは使わないことですが、シスコシステムズなどの大変高価なスイッチングハブを使っているからといってANAの事例を見れば分かるとおり安心とも言えません💦。常時電源入りっぱなしのスイッチングハブは、ハッキリ言いまして消耗品で、いつか必ず壊れます(だいたい電源部分の電解コンデンサーがダメになってきます😅💦)。

個人的にはスイッチングハブはNETGEARの製品がユーザー登録するとライフタイム無制限でおすすめです😉。このスイッチングハブの新品をバックアップに常時在庫しておくことですね(予備機はそのネットワークの中で最大ポート数のやつ1個と8ポートくらいの1個あれば十分です)。

今までコンピューターネットワークは電源をあまり重要視してませんでした。さすがにサーバーのコンピューター本体は無停電電源装置に守られていますが、ハブとかルーターは全くお寒い限りです😅💦。

ANAのDBネットワークくらいになれば、完全にネットワークも二重化しておいた方が良かったかも知れません。なかなかそこまでしているところはありませんが😅

電源及びそれに支えられているハブとかルーターはまさに縁の下の力持ちですね😉👍

ヘッダー画像転載元 : http://free-designer.net/



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