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PowerBook1400

今朝は新型iPhoneやiPad等の発表会でしたね😄。思った通り、新型のiPhoneSEはデザインは6s、大きさは5s、性能は6sという仕様でした✨

PowerBook1400について

さて、自分は1993年発売のMacintosh LC-IIIからのAppleユーザーでして、今、唯一・完全稼動状態にあるのが、1996年登場のPowerBook1400です😄✨

PowerBook1400は、初めてCD-ROMドライブが搭載されたPowerBookです。CPUはモトローラとIBMが協力して作ったクロック周波数117MHzのPowerPC603eで、消費電力を低減を狙った設計でしたが、消費電力低減を狙いすぎて、動作がとても遅いのが欠点でした。

しかし、このPowerBook1400は華奢なつくりだったPowerBook5300に比べ、しっかりしたつくりの本体と、優れたキータッチで人気があり、メンテナンス性、拡張性に優れた素晴らしいブック型のMacintoshでした。

PowerBook1400の唯一の弱点を解決❗️

なんと、 サードパーティからおよそ性能を4〜5倍に高められる、CPU基盤が発売されていたのです❗️

画像転載元 : http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980213/interwar.htm

このCPUアクセラレータは株式会社インタウェアから1998年4月に発売されました。これに搭載されたCPUは、PowerPC G3 233MHzで、PowerBook 1400のプロセッサカードスロットに取り付けて使用し、CPU性能で4~5倍、FPUとビデオ性能については約2倍に速度がアップしました😊🎵。これで大変サクサク動くようになりすっごく満足したことを当時記憶しています。今動かしたら、今の最新のMac Bookと比べたら酷ですが、実用使用上まず問題ないと言えるスピードです😄。尚、CPU付け替えは自分でしました😁

拡張ベイにFDDやMOドライブを差し替え可能❗️

元々「拡張ベイ」にユニット化されたCD-ROMドライブが刺さっているんですが、拡張ベイにはフロッピーディスクドライブも使用可能で、CD-ROMドライブと差し換えて使用できました。サードパーティーから、拡張ベイに使用するMO、Zipドライブも発売されていて、自分は上の写真の画面右側のMOドライブを使っていました😄。

有線LAN接続端子はなかった、しかし…

残念ながら有線LAN接続端子はありませんでした。しかし、これもなんとサードパーティから有線LANインターフェース基盤が発売されていたのです❗️

一番左に、さも最初からついてました、たいな顔をしていますが、実は後付けしてます😉。この取り付けも自分で出来ました😄✨。スピードは10BASE-Tで(当時は普通のスペックでした)一番遅いスピードですが、あるとないでは大違いでした😊✨🎵

OSについて

OSは画面ではMacOS 8.6ですが、当然今のMacOS Xとは全く互換性はありません。

勿論基本的なアプリケーションソフトはインストールしてありましたが、一つ面白いアプリケーションをご紹介します。MachTenというMacintoshで動くBSD系のUNIXです✨。当時既にインテル系のDOS/V機ではFreeBSDやLinux等のフリーで使える優れたUNIXがあって、それを使いこなすのがちょっとした流行りになってました。自分もUNIXを使ってみたいと思いまして、いちいち起動時にOSの切り替えをしなくて良く、MacOSのファイル構造をそのまま利用出来るMachTenというUNIXをわざわざ購入して、UNIXとはこういうものか!と悦に入っておりました(笑)

このように素のPowerBook1400ではなく、後付けカードで鉄板機能アップした、現在稼動するPowerBook1400改はなかなかないのではないか、と思いますね😁🎵


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