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何者かにならなくてもいい

何者かにならなきゃいけないと思ってきた。

小学生のころ、将来の夢なんてなかった。
いつでもどこでも将来の夢を聞かれるから、
夢は持たなきゃいけないんだと思ってきた。
夢がない自分はダメなんだ、って。

父は、生活のため、家族のために仕事をしているきっと。
そして、それを苦だと感じていたと思う。
夜勤があるから寝るだけの休日もあった。
趣味がいくつかあった。
だから、家族で出かけることは滅多になかった。

母は、最初仕事をしていなかった。
裁縫が好きで、ハンドメイドのものを少しお店に出したりもした。
途中からパートを始めた。
でも昔は全然違う仕事をしていた。


両親が本当にやりたいことは知らなかった。
生活のために働いてるとしか思わなかった。

将来の夢を聞かれても、やりたいことを仕事にできるなんて思えなかったし、自信もなかった。
そもそも小学生中学生の自分には、どんな仕事があるのかわからなかった。

だけど、辛いだけの日々は嫌だし、やりたいことをやっている人はカッコいい
むしろ、他の人がやってないこと、できないことをやっている人カッコいい
そんな人に自分もなるんだ、と決めていた。


今も必死に自分がやりたいこと、できることを探している。

毎日毎日考えて、すべてが嫌になって、現実逃避、の繰り返し。


でも、ある時思った
何者かにならなきゃいけないのか?


この仕事は将来性がある
この仕事は稼げる
この仕事はなくなる

そんな情報に振り回されて


好きなことを仕事にしたい
必要とされたい
カッコいいと思われたい

そんなことを目指して


だけど今の自分には難しく思えて、
自分はダメなんだって思ったり、
やりたいこと必死に探すが故にやりたいことがわからなくなってきたり、

向いていないのか、まだ早いのか
どちらにせよ、ここ2年間同じことずっと考えてる気がする、、、。


自分が求めてることはなんだ???

↓↓

ご飯を作ったり、
ゆっくりお風呂に入ったり、
8時間睡眠は確保する。
会いたい人に会いに行けたり、
作りたいものが自由に作れて、
ワインとチーズはご褒美。
高価なものはいらないから、気に入ってしまった¥2,000とかの古着や雑貨を躊躇なく買いたい。
好きな音楽を聴いて、
好きな映画を観て、
自分の時間を楽しむ。

これってそういえば、4年前とかから考えてる。
でも文章にして気がついた。


情報や周りの人や過去の自分に影響されて、
必死に何者かになろうとしていた。

でも焦らなくてもいい、、、?

ゆっくり自分の本当の幸せに向き合って、
その時にできることからやってみて、
あとは好きなことを少しずつ進めてみて、
それがいつか何者かになれるのであればラッキー
くらいに思えたら

そんなことを考えてみた。



あと1週間ちょっとで帰国。
1ヶ月くらいで家が決まる。
そしたらちょっと興味のあることで、
面白い人がいそうなところで、
バイトを始めようか。
(ものづくりもやめないよ)

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