見出し画像

Podcastを始めて1年が経った。憧れの雑誌に載った。 #footballagogo

友人のGakuくんと一緒に週1で配信しているPodcast「Football a Go Go」の記事が、SHUKYU Magazine 10 FUTURE ISSUEに掲載されました。

フットボールカルチャーマガジン『SHUKYU Magazine』は、私がフットボールに纏わる様々な文化について発信するようになったきっかけの雑誌。まさに憧れの雑誌に載ることができてびっくりです。

Podcastを始めた経緯

コロナの状況下、毎週スタジアムで顔を合わせていた人達にも会う機会が減り、あいつはなんで急に雑誌に載ったんだ?と不思議がられているような気もするので、ここで少しだけ経緯を話します。

Gakuくんとは、2020年の2月頃に知人の紹介で出会いました。フットボール好きが集まったそのランチ会で、日本や世界の好きなユニフォームや応援団、それぞれのフットボール史なんかを夢中で話していたのを覚えています。(Gakuくんはその時すでにJsnapsを立ち上げたり、ZINEを発行していたり、年下なのに行動力があってすごいなあ、というのが第一印象でした)

話をしていくうちに感じたのは、ガクくんと私の中にはフットボールに対する「共通認識」があって、その上で物事の良し悪しや好き嫌いを語ることができるということ。
もっとこんな話がしたいね、ポッドキャストでもやろうか、と確か飲み会のノリであっさり決めたのが始まりです。

あとは毎週集まって好きに話すだけでした。
飲み会で話すような内容をインターネットの波に乗せただけ。

「イングランドの草サッカーチームのユニフォームが素敵」とか、「東南アジアのパチモンユニフォームがアツい」とか、「ゴールキックの時のお〜〜〜〜おい!はセンスない」とか、そんなニッチな話を毎週100人以上の人が聞いてくれているんだから、嬉しくてたまらないです。

Podcastは、noteや Twitterと違って、少々過激なことを言っても全く炎上しないし、気の合う人しかリスナーにならないので正直に自分の考えを話すことができます。フラットに情報を発信するよりは自分の意見について語り合うのが好きな私にとっては、すごく大切な場所になりました。

そこから繋がったご縁もあり、GOAL JapanのFIFA22プロモーション動画に出演させてもらったりもしました。
(隣にいるのはGakuくんではないです笑)

振り返るとこれら全ては、色んなわがままや意見を全て寛容な心で受けて止めてくれて、編集もしてくれているガクくんのおかげだと思います。
「今日はやる気ないから収録したくない」なんて理由で収録を延期したり、迷惑もたくさんかけたけど、今後ゆるく続けていけたら嬉しいです。

最近少しずつフォロワーが増えていっているInstagramも気ままに更新していこうとおもいます。

これから聞く方におすすめエピソード

ここからは、まだFootball a Go Goを聴いたことないよ、という方におすすめのエピソードを紹介します。
基本的に全てのエピソードが読み切り(聞き切り?)なのでどこから聞いても大丈夫です。ただ、前も言ったけど〜みたいな話がよく出てくるので、気に入っていただけたら#1から順番に聞いていただくことをお勧めします。

※ちなみにSpotifyのPodcastは無料会員でもフルで聴けます!

✅応援好きにおすすめ

世界各国の特徴的な応援歌(チャント )の歌詞を解説しました。
日本では「選手を応援する」ために歌われていることが多いですが、世界では、ダービーチームの悪口を言うため、自分の人生を語るため、政治的な抗議をするために歌われている応援歌がたくさんあります。

俺は家に閉じこもってラジオで実況を聞くようなやつじゃない
俺はボカのインチャだ どんなものにも収まることはない
もし俺を探しているのなら スタジアムにいると伝えてくれ


✅女の子におすすめ

トルコのフェネルバフチェで行われた制裁試合をピックアップし、ガールズデーってなんだっけ?という話をしました。
ピンクのユニフォームを配り、流行りのスイーツを売るのが本当に理想のガールズデーなの?全クラブに問いたいです。

スタジアムに女性が多いと熱くない、と言われてもそんなことないんだよ、って言えなかった。今までやったことないから。私はこれを見てすごく勇気づけられたんだよね。


✅コンサドーレファンにおすすめ

ファンの中でも度々議論になる、ユニフォームの縦縞を守るべきか論。世界的な動向と私の意見をお話ししました。
アイデンティティ過激派で縦縞評論家の私が最近のユニフォームに物申しています笑

もうだから、スーパーリーグも縦縞の話も全部一緒で、サッカー全体の動向として、サッカークラブが「地域のファンの誇り」から「全世界に向けたビジネス」に変わっていってしまってるよ、っていう話だと思うんだよね。

ちなみにこのエピソードの続編として「#31 カスタマイズ可能なユニフォーム」の最後の方で、私の心境の変化も少し話しているので、ぜひそちらも聴いてみてください。

✅Jリーグファンにおすすめ

2021に発表されたガンバ大阪のエンブレム変更。
それを受けて、クラブが変えていいもの、守るべきものってなんなんだっけ?という話をしています。2017年のユヴェントスのリブランディングは本当に成功だったのでしょうか?

「サッカークラブの使命は、街で着れるユニフォームを作ることではなくて、ユニフォームを着れる街をつくることだよね」

✅海外サッカーファンにおすすめ

アーセナルとドルトムントを取り上げました。
欧州のビッククラブでは、社会的な運動と絡めたものやブランドコラボのものなど毎年たくさんのユニフォームが販売されています。

一個一個のユニフォームは素晴らしいデザインで、意味を持っているけど、「毎週記念ユニフォームを出されて俺にどうしろっていうの?そんなに買えないよ。」っていう批判もあるらしいよ。

✅全員におすすめ

セリエAに昇格したヴェネツィアFCが、フットボールシャツの歴史のマイルストーンともなるような素晴らしいユニフォームをリリースしたのは記憶に新しいですが、その20日前に配信した奇跡のエピソードがあります。

魅力的な観光地にあるのにもかかわらず、スタジアムが観光者に隠されているんですよ。
このスタジアムはなんと、徒歩と船でしかいくことができないんです。

最後に、

聴いてみたよ、という方はInstagramやTwitter、メッセージフォームでぜひ感想を教えていただけると嬉しいです。

それではまた次のエピソードでお会いしましょう!

この記事が参加している募集

RT、サポート、とっても嬉しいです☺️