【単純にして正解】ロディア スクリプト
シンプルって素晴らしい。
今回は文具店に行くと誰もが見たことがあるはずの超シンプルボールペン「ロディア スクリプト」をご紹介。
サブとして持っていても、もちろんメインとしても持っていてもいい万能ボールペンです。
■ロディアとは?
ロディアとはフランスの文房具ブランドです。
メーカー創設は1932年とかなり歴史がある会社になります。
筆記具よりも、オレンジ色の表紙が特徴的な小さなメモのほうが有名。
今回紹介するのは、そのメーカーが作ったエクリプスと呼ばれるボールペンになります。
■スクリプトについて
これがスクリプト。
もうシンプルイズベストと言わんばかりのデザイン。
素材はアルミニウムで作られていて、六角形の軸が鉛筆のように手に馴染みます。
手触りも良く、程よい重さでこれだけでも高級感を感じられます。
色は基本的にオレンジ、ブラック、シルバーの三種。限定色が時々出る感じです。
シャーペンも多色ペンタイプもあります。
多色ペンはクソかっこいいので多分買うと思います。
このメーカーといえばオレンジなので、私はオレンジを選びました。
全長は128ミリ。普通のボールペンが140ミリくらいなので少し短い感じがします。
軸幅は六角形の端から端で10ミリ。鉛筆を持っているのとほぼ同じ。
クリップの強さは絶妙の一言。
多分、メモと一緒に運用することに特化しているからこその力加減なのだと思います。
全体的なバランスも良く、長く書いても疲れません。
特にメモを取るなど不安定な場所で使うのがしっくりくる。
重さとバランスが成せる技なのかもしれません。
■リフィルは残念。が、4Cが使える。
低粘性インク採用とのことですが、正直かなり残念な出来です。
滑らかさこそ良いのですが、インクがドバドバ出てまあ汚れる。
ダマになったり滲んだりと散々です。
が、しかし。
幸運なことに4C規格なので日本製のリフィルが使えます。
私はジェットストリームを入れてます。
軸の加工精度がなまらいいので、ガタつきも無く綺麗に書けて最高。
やはり、リフィルは日本製。
これはもう仕方がないのかなと思います。
■欠点について
正直欠点らしい欠点が見当たりません。
小さく携行性に優れ、その上高級感もあって肌触りも最高。
公式リフィルはお世辞でも良いとはいえません。正直クソのレベルに入ります。
が、規格が4Cなのでジェットストリームでもアクロインキでも好きなものを入れればOK。途端に大化けします。
強いて言うなら値段の高さでしょうか。
お値段2,750円。
そこそこ高級機です。
コンセプトとその機能的に屋外でガシガシ使う事を想定されているのでしょうけれど、ここまで綺麗に仕上がってると汚したくない。
――ある意味、本末転倒ですね。
■総評:ボールペンの到達点の一つ
私もけっこう高級ボールペンを持っているのですが、コイツを握るたびに「これでよくね?」と思ってしまいます。
そのくらい洗練されたシンプルさ。
メインで使うもよし。
サブで持っとくのもよし。
作りが綺麗なので飾るもよし。
外でも中でもどこでも使えばよし。
洗練された一本です。
私もコイツを握っていつの間にか脚本一本を書き上げたことがあります。
いいボールペンです。迷ったら買い。オススメです!
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