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【ジュースアップ用高級軸!?】LAMY swift(ラミースイフト)【水性ボールペン】

日本とドイツが合わさると最強。

というかジュースアップのリフィルと合わせるために作っただろ?

と、言いたくなるようなLAMYの高級水性ボールペン「LAMY swift(ラミースイフト)」をご紹介。

ジュースアップを使いたい人で高級軸にしたい人は迷わず買いです。

■ラミースイフトとは?

ラミースイフトはドイツのLAMYから発売している水性ボールペンです。

仕様とかはググって頂ければいいと思います。

持ってみるとかなり高級感があるのに軽い。

デザインもスタイリッシュでどんな場面にも合わせられて良いなと思います。

ローラーボール(水性ボールペン)でノック式、という珍しいものですが、特筆するべきはクリップのギミック。

これが通常時。ノックすると……

クリップが収納され、引っかかりが無くなります。

これは私みたいにペンを回しながら描く人にとってかなり嬉しいギミックです。

しっかし……いったいどうなってんだ、コレ。

ドイツも日本もさりげなく変態技術仕込んでくるから怖い。

■リフィルが超残念。しかし……?

さてペン軸は最の高ですが、対応リフィルであるLM66が非常に残念。

インクの出が多めの水性ボールペンですが、時々ダマになるし出過ぎてにじむ、果ては紙の裏までインクが到達するので紙を選ぶ、しかもそれらは個体差によってまちまちのガチャなどなどトラブルが絶えません。

最悪なのは値段。

一本880円(定価)。

この低クオリティでこの価格設定は狂気の沙汰。

外国ならいざしらず、日本という世界最高品質のインク市場ではかなり強気な値段設定かなと思います。個人的な感想で言えば、いいとこ100円です。

しかし、だからダメというのは早計。

なんとこのペン、ジュースアップの神リフィルを無加工で使えるというデメリットを補って余りあるメリットがあります。

ジュースアップの素晴らしさについては以下の記事をどうぞ。

で、使うとこの通り。

この為に作られたんかってくらいピッタリ。

ジュースアップは何故か高級軸が作られないので、ジュースアップ高級軸化を熱望している方は迷わずラミースイフトを購入するべきです

■もうひと工夫すると最強に

さて無加工でジュースアップのリフィルが使えると言いましたが、そのままだとちょっとだけガタつきがあります。

そのままでも正直使えるのですが、気になる人は気になるレベル。

言うなれば、使い古した多色ボールペンを使ってガタガタするあの感じです。

というのもLAMYのコレ用のリフィルLM66の先端径が2.6ミリ、ジュースアップの先端径が2.5ミリ。単純な引き算で0.1ミリ程度の隙間が生まれています。

ここを埋めるやり方ですが↓

18ミリ幅のメンディングテープを長さ7ミリに切り、先端の段差に合わせて巻く。

手元に写真のメンディングテープがなければ、長辺18ミリ短辺7ミリの長方形に切ったメンディングテープを作ればOK。

こうすることで0.1ミリの差がちょうど良く埋まります。

巻いたやつのアップ写真がこんな感じ。綺麗に巻くのがコツです。

こうするとマジでブレない。

加えてメンディングテープの程よい柔らかさもあって書き味がグンと上がる

セロテープでやるとベタベタになるそうなので、素直に安心と実績の3M製メンディングテープを買いましょう。

■総評:ジュースアップ信者はマストバイ

▽メリット
・シンプルかつスタイリッシュな見た目
・高級質感なのに軽い
・水性には珍しいノック式
⭐︎ノックするとクリップが引っ込む
⭐︎ジュースアップのリフィルが無加工で使える
⭐︎↑メンディングテープを巻くと最強に

▼デメリット
・定価9,900円、Amazonでも5,000〜7,000円と高い
★リフィルが残念な上に高い

前にレビューしたセルサスも最高にいいのですが、個人的な実績(書籍化など)があるジュースアップのリフィルが使えるとなるとかなりいい勝負かもしれません。

本体価格は高いですが、贈り物や高級ペンとしてみたならばいい感じではないでしょうか。

ジュースアップ信者はマストバイ。

そうでなくても特殊ギミック水性ボールペンとしてとにかくオススメです。


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