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メンバーの退職をきっかけにデザインチームを再始動させた話。

こんにちは。(株)リンクアンドモチベーションで「モチベーションクラウド」のUX/UIデザイナーをしている安達です。
今日は「リンモチのデザイン」としてnoteの発信を始めた理由にも繋がる、デザインチームの再始動についてお話しします。

デザインチームについて簡単にご紹介

まず、デザインチームの紹介です。私たちの業務範囲はプロダクトデザインです。インハウスのデザイナーは4名、そこに業務委託のパートナーさん4名を加え、8名で3つのBtoB SaaSプロダクトを担当しています。

なお、先ほどから「デザインチーム」と呼んでいるこの組織ですが、組織図上には存在しません。実際の組織編成は、プロダクトごとにチームが作られている「事業編成型」がとられています。
(組織の成長度合いを見て「機能別横断型」から「事業別編成型」に組織体制を移行している経緯があるので、その辺りの話はまた後日にでもお話しします)

ただ、組織として正式には存在はしないものの、デザイナー同士の横の繋がりはこれまでもあり、関係性も良好でコミュニケーションも活発でした。

動き出したきっかけ

ただ先日、1人目デザイナーだった仲間が1名、退職しました。前向きな退職ですし、退職自体を問題視することではないのですが、安定が続く中で起きたこの出来事に、このままで良いのだろうかと危機感と緊張感を感じました。
関係性が良いだけではダメ。プロダクトの成長や顧客貢献に注力するのは当然ながらも、デザイナー個人として皆が最大限成長できる環境を作りたい。そしてそれは個々人が各自で努力するだけではなく、組織として個人の成長を刺激することが必要なのではないか。そう考え、メンバー皆と話し合い、全員で"デザインチーム"として改めて未来に向かい変化していくことを決意しました。

やったこと

再始動をはじめて1ヶ月。まだ始まったばかりですが、これまでの取り組みを一部、紹介します。

1.キャリアの整理と相互理解

チームを成立させるためには、相互理解が欠かせません。
私たちはお互いの人柄はよく知っているものの、これまではスキルや仕事について深く語りあう機会は多くなく、担当プロダクトが異なる場合はお互いの変化も見えていませんでした。また、毎日必死に働いている中、自身の成長を実感できる機会も少ないのでは?とも思い、キャリアの整理および相互理解の場を設けました。
(この施策は、(株)SmartHR ふじじゅんさんのnoteの取り組みを参考にさせていただきました。https://note.com/fujijune/n/nd010b9c65a70

キャリアをフェーズ分けし、それぞれの「職種や役割」「(獲得した)スキル」を洗い出して、これまでのキャリア振り返ります。また「今後」という未来に関するフェーズも追加し、理想のデザイナー像や強化したいスキルをお互いに知れるようにしたのもポイントです。

MIroを使って実施しました

2.デザインチームとしての成長のロードマップ作成

次に決めたのは、チームとしての成長のロードマップです。
(株)ログラスさんがセミナーで紹介されていた内容を参考にさせていただき、デザインチームとしての現在地確認、今後のベンチマーク決めとロードマップを作成を行いました。
現在はレベル1ですが、レベル2、いずれはレベル5の企業へなるべく、差分を一つずつ埋めながら、私たちらしいチームをつくっていきます。

期日もバッチリ切っているのであとはやるしかねぇ!状態です

最後に

デザインチームとしての再始動はまだ始まったばかりです。今後ですが、メンバー全員で採用にコミットしていくとともに(やはり採用は大事だなと改めて思っております)、さらに情報発信にも力を入れていきます。このnoteでも、月1での投稿を続けていく予定です。これからのリンモチのデザインチームの変化にご注目いただけると嬉しいです。
つたない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。


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