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「犬も食わねどチャーリーは笑う」を見ての感想!

「犬も食わねどチャーリーは笑う」を見てみました!

人が緊張した時のほぐし方知ってますか?
肘を舐めようとすると緊張がほぐれるんですって。
やってみてください!出来ないから(笑)

これを結婚式で新郎代表の挨拶をする裕次郎(香取慎吾)がやるんですけど、シュール過ぎて思いっきり声を出して笑いました!
ウケた~(笑)
ホントに面白かった!!


肘を舐めようとして緊張をほぐそうとする裕次郎(笑)

今の時代、あっては欲しくないけどネットに誹謗中傷があるのはごく普通で、でもそれは不特定多数の知らない誰かが誰かに向けて発信しています。この作品の中でも誹謗中傷をネットに書き込んでいますが、それは特定の誰かに向けて。そう、それは「旦那」に向けて。日和(岸井ゆきの)は「旦那デスノート」に旦那である裕次郎のありとあらゆる悪口をネット上にあるそのノートに書き連ねていきます。

結婚生活が4年を過ぎた二人の仲は冷めきろうとしており、「旦那デスノート」が裕次郎に知られてしまったことを境に二人の関係は悪化していきます。裕次郎は鈍感なホームセンターの副店長で、日和は裕次郎に言葉にして言えない性分のため鬱憤やストレスを溜め続ける日々。そして流産をしてしまった自分から立ち直れないことをずっと気にしていました。そんな日和の積み重なったストレスを吐き出せる場所が「旦那デスノート」でした。

当たり前だと思っていることは実は当たり前ではない。すれ違う二人はいつしか楽しかった出会って間もない頃の気持ちを忘れて「夫婦」というシステムに縛られていることに気付きます。

相変わらず鈍感な裕次郎ですが、日和がチャーリー(ペットのフクロウ)を連れて家を出て行ってしまってから、二人で選んだソファーの隙間から日和の靴下が一枚見つかります。日和はずっと家の事をしていたわけではなくコールセンターで働いていて、仕事と家事の両立をしていました。今まで裕次郎が頼んだことは家事や洗濯でも、何でもしてくれていた日和にも抜けているところがあったんだと気付き、笑う裕次郎。

日和がいなくなったことで自分も変わらなければならないと決心し、日和から送られてきた離婚届にサインをして日和の職場へと向かいます。サインした離婚届を見せて、「離婚届が受理されて世間からバツイチだとかレッテル貼られるなんてどうでもいいんだ、日和とまた一人の人間に戻ってもう一度日和と一緒に暮らしたい」と裕次郎は想いを伝えます。出会って間もない楽しかったあの頃のように。

その後二人は外にビニール袋が飛んでいるのを見つけます。出会って間もない頃の二人の思い出が蘇ります。

「地面着く前にキャッチ出来たらとんでもなく良いことが起きる」

初めてビニール袋をキャッチしようとしたときは地面に落ちてしまいました。

オフィスから外に出てビニール袋を追いかける裕次郎と日和。
運良くビニール袋は高い木の枝に引っかかりまだ地面にはついてません。ですがビニール袋をキャッチするには二人では高さが足りません。あの時と同じです。二人が初めて出会ったのは裕次郎が働くお店でのことでした。高い場所に商品が展示してあり、日和はその商品を取れずにいました。その様子を見ていた裕次郎が日和の代わりに商品を取って渡した時です。

あの時は裕次郎が日和の代わりに商品を取りました。高い木の枝からビニール袋を取るには二人で協力するしかありません。裕次郎は自分が受け皿となり日和を肩車します。それでもまだビニール袋をキャッチすることは出来ません。普段から筋トレを心掛けていた裕次郎の腕力がここで役立ちます。日和はパンプスを脱いで裕次郎の手に足を乗せ、裕次郎はそのまま日和を高く高く持ち上げます。

今度は地面に落とすことなく日和の手の中にビニール袋を握りしめることが出来ました。

ビニール袋のキャッチに成功した後は、あるマンションの一室に切り替わります。でもそこには一匹の存在がありました。

チャーリーが裕次郎と日和が住んでいた部屋に戻っていました。

夫婦になって長年連れ添っていると、お互いの良いところも悪いところも見えてくると思います。生活を共にしていればごく自然なことかもしれません。もしすれ違いが起きてお互いを貶してしまうことがあったとしたら、最初に生活を始めた瞬間を思い出して、その時と同じようにワクワクとドキドキとした気持ちで、また新しい一歩を踏み出してみるのはどうでしょうか?

良かったら夫婦で「犬も食わねどチャーリーは笑う」を見てみてくださいね!

私はこの作品を見てフクロウがあんなにも可愛いく鳴くのを知り、フクロウをペットにするのもありだと思いました!しかも静かでカワイイ!!
それも一つの夢として胸に仕舞っておきます。


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