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闘う人が掲げる旗に思いを馳せた日(2024年3月10日、スターダムを観戦して思ったこと)

 この日は約2か月ぶりのスターダム観戦。
 桜井まい選手の超貴婦人マイクを聞けたり、大江戸隊の暴れっぷりを目の当たりにしたり、サイバーパンク風にワイルドさを増した飯田沙耶選手にきゅんとしたり、羽南選手の応援に熱くなったり、鈴季すず選手がスターライト・キッド選手の頭を東看板に打ちつける伝統の技を見られたり、鹿島沙希選手の可愛さに萌えたり、黒髪のジュリア選手にうっとりしたり、見応えたっぷりの大会だった。

 中でも印象深かったのがセミファイナルの8人タッグマッチ、E neXus VとQueen’s Questの対抗戦。
 私の推し、林下詩美選手が欠場となり、上谷沙弥選手がQueen’s Questの旗を担いで入場した。

 思えば、私が初めて動画で詩美選手を見つけてカッコいい! と推すようになった時も、旗を担いで入場するところだった。

 そして気付く。スターダムで旗を掲げているユニットはQueen’s Questだけではないか?
 そして思い出す。私がヴィジュアル系にハマっていた頃、ファンクラブに入るほど推していたバンドは2組ともボーカルが旗を持つ演出があったな?

 旗は、目印であり、表彰であり、何らかの集団の象徴にもなる。
 集団を象徴する時、旗はその集団に帰属する者の心の拠り所となる。
 歴史を紐解けば、旗は戦場で用いられたという記録が数多あり、日本においては旗は神が降臨するものとして宗教的儀礼にもよく使われる。

 旗には、非日常の空間を演出する効果もある。
 私はその非日常性に魅せられて、Queen’s Questに、林下詩美選手に引きつけられたのかもしれない。

 そんなことを思った試合だった。

 さて、次はどんな試合を観られるかな。

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