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映画「デッドプール&ウルヴァリン」で使われた「Iris」という曲のこと

 映画「デッドプール&ウルヴァリン」面白かったなぁ。字幕で観て、吹き替え版も観て、もう一回くらい観に行きたいと思っている。

 動画サイトでは映画のオープニングに使われた「Bye Bye Bye」と、クライマックスで使われた「Like a Prayer」を使ったファンムービーがたくさん配信されている。
 確かにこの2曲が劇中で特に印象的だったから、当然のことではある。
 けれども、私が「デッドプール&ウルヴァリン」で最も衝撃を受けた楽曲は「Iris」なのだ。

 私が「Iris」を知ったのは、映画「シティ・オブ・エンジェル」がきっかけだった。
 当時やたらこの映画にハマって、サウンドトラックも買って、その中で最も私の耳に残ったのが「Iris」だった。
 さらには「Iris」が収録されているGoo Goo Dollsのアルバム「Dizzy Up The Girl」も入手し、今でもふと聞き返すお気に入りCDになっている。ちなみにこのアルバム内では「Slide」という曲も大好きだ。
 余談を重ねると、映画「シティ・オブ・エンジェル」の予告編ではPaula Coleの「I Don't Want To Wait」が使われており、この曲が気になってサントラを買ったのにサントラ未収録(と言うか、そもそも劇中では使われていなかった)で、あれこれ調べて探し当ててPaula Coleのアルバム「This Fire」も入手した。この曲はドラマ「ドーソンズ・クリーク」の主題歌にもなっていたから、その印象の方が世間的には強いだろう(私は見なかった)。

 話を「デッドプール&ウルヴァリン」に戻そう。
 「Iris」は劇中で2度流れる。
 まずはデッドプールがタイム・パッドを奪ってTVAから脱出するシーン。Aメロの冒頭部分が少し流れただけだった気がするが、私の耳に眠っていた記憶が目覚め、一気にテンションが上がった。
 2度目はタイム・リッパーの起動を阻止したデッドプールとウルヴァリンが無事な姿を見せるシーン。サビが思い切り響き渡り、ここでもIrisかー! と嬉しくなった。

 「Iris」は私の映画遍歴の思い出につながる曲だ。それが20年以上の時を超えて、大好きな映画に使われた。こうした思いがけない巡り合わせがあるから、映画は面白い(たぶん、映画に限ったことではないのだろうけれど)。

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