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闘う人への声援で張り合った日(2023年6月11日、東京女子プロレスを観戦して思ったこと)

 東京女子プロレスを観ると幸せな気持ちになる。
 恒例の心の栄養補給と共に、テンションが熱くなった日でもあった。

 この日は私の推し・愛野ユキ選手がメインイベントで遠藤有栖選手と闘った。
 インターナショナル・プリンセス王座への挑戦権をかけた試合。ユキ選手の勝利の笑顔が見たい! そしてベルトを手にしたユキ選手を見たい! 願いと祈りを声援にこめて「ユキー!」と叫ぶ。
 よく叫んだ。叫ばずにいられなかった。なぜなら……遠藤選手への声援が次々と上がってきたから。
 遠藤選手も可愛い。元気をくれる笑顔の持ち主だし、サイン会の時も元気いっぱいで応えているし、鈴芽選手とのタッグや仲良しぶりも可愛い。
 でも私は、ユキ選手が大好きなのだ。嗜好の問題なのでどうにもならぬ。
 遠藤選手への声援が上がる度、負けるもんかと「ユキー!」と叫ぶ私。日常生活でこんなに張り合うことなどないので、何だか新鮮だった。
 場外での攻防があったり、遠藤選手のキャメルクラッチを2度も受けたり、いくつものハラハラする瞬間を経て、愛野ユキ選手は勝った。
 勝ってなお、遠藤選手への敬意も、現王者の辰巳リカ選手への挑戦意欲もしっかり見せてくれて、頼もしくもある。
 次はベルトを獲った姿を、笑顔を、見たい!
 また私は叫んで応援することだろう。これもまた、心の運動不足解消なのかもしれない。

 そんなことを思った試合だった。

 さて、次はどんな試合を観られるかな。

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