ピアスを開けました

午後休にして、退勤後に皮膚科の予約して、初めてのピアスを開けてきた。

なんやかんやピアスを開けるかどうかずっと悩んでいた。中3で意識して、いま27歳なので12年間…?怖

◆高校時代
私服校だったので、特にピアスも禁止されていなかった。

部活で汗かいて化膿したら怖いよねと言い聞かせたり、受験に集中したいからと理由をつけて開けなかった。

◆大学時代
塾講をしていた時期はなんとなくピアスを開ける気にならなかった。(ピアスを開けたいという思考回路もその時期はなかったかもしれない)

最後の方で開けたいな〜!と思ったけど、レストランのホールでバイトをしていたので安定するまでつけっぱなしが難しいなぁと思って開けられなかった。

◆社会人になってから
慣れるまでは生意気そうに見えると嫌だという怯えで開けられなかった。あとコスチュームジュエリーに興味を持ってたくさんのイヤリングを購入している時期があって(このままずっとイヤリング人生かな〜)とぼんやり思っていた。

去年の夏に帯状疱疹にかかった。
皮膚科の壁に『ピアス、開けてみませんか?』みたいな貼り紙があって待ち時間にぼんやり眺めながら(ピアス、開けてみたいです…)と思いつつ、(いま免疫落ちて帯状疱疹なってる人間ピアス開けちゃ危ないのでは?!)と怯えてた。妙に冷静。
でもあの貼り紙が結構今回のピアス開けたいブームの先駆け(?)だったのかもしれない。


夏は化膿したら怖いから冬に開けるぞ!と思ったり、冬はニットとかマフラーに引っ掛けたら怖いと思ったりしていた。

時期が来たら、体調が良いときに。
そんなことばかり考えていたらだいぶ長いこと時間が経った。


で、なぜ今日このタイミングだったかというと、仕事でものすごく納得のできない嫌なことが重なりまくったから。
その反動で【真面目じゃない行動がしたい!!!】と思ったから。

わたしはロックやパンクなことに憧れている。
(少し前に書いたマーチンの話でも少し触れていたかもしれない)

30歳が近づいてくるにつれてなんとなく節目がやってくるなぁという意識があるので、今年はやりたいことリストを作っている。

その中に『ピアスを開ける』もリストにあるのだけど、(本気なら繁忙期までに開けねば…ストレスとかで特に免疫下がってるときに開けたらやばそう)という気持ちで過ごしていた。

親と少し前に直接会う機会があって、「ピアス開けたいのだけど、親からもらった身体になんてこと!とか思う?」と直接聞いてみた。そしたら「気にしないし、妹開けてるし、自分も塞がったけど開けてたし」と言われて心が軽くなった。思ってた以上に親がどう感じるか気にしてたらしい。

妹は高校に入ったらすぐピアスを開けていた。病院だったのか、友だちだったのか。あの思い切りの良さにいつも憧れる。

夫にも「今回こそピアス開けようと思うのだけど…」と念のため確認した。毎年季節ごとくらいに「ピアス開けようかなぁ」とぼやいているので(今回こそ開けるんか?)みたいな表情をしていた。


ロックなことに憧れるのにいろいろ気にすることが多い。

文章にしてみるとめちゃくちゃ化膿とか体調とか周りの目とかそういうことに怯える思考なんだな〜と分かって面白い。
(幼い頃に聞いた『白い糸が出たら失明する噂』に怯えてたのもあるかもしれない。不安なら手に持ってる四角い端末で調べなよって話)

憧れているのにやらない理由を挙げてしまう思考回路を少し変えていきたいね。

あきやあさみさんの自問自答ファッションに興味を持っていて、自問自答ガールズになりたいな…なれるかな…と悶々と過ごしていた。

で、書籍を先週?先々週?あたりに読み返してから自分のコンセプトを考えていていろいろキーワードをメモしていくなかで(そろそろわたしのピアスへの憧憬を清算したい!)と思った。


昨日の夕方突然上司に「あした大丈夫そうであれば午後休みます」と宣言して、午前中やることやって、退勤後に当たりをつけていた皮膚科を1時間後に予約。お昼ごはんを食べて、穴の位置決めて、「いきまーす」みたいなお医者さんの軽い掛け声でピアスホールが開いた。


開けてみるとあっという間で、何てことはなくて、ちょっと気が抜けている。

(開けて1時間くらいは少しジンジンしていたけどそれ以降は異物感くらい)


もちろん、耳元でバチン!と鳴るのはびっくりしたし、自分でフリーハンドで穴の場所決めるの?!?!と戸惑いはした。ちゃんと左右差も調整してくださった。ありがたい。

ずっと憧れていたことをついに決断&実行した記念日になった。

ピアスを開けるかどうか悩む人生が終わって、ピアス穴を増やすかどうか悩む人生が始まった。(かもしれない)

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