見出し画像

卸売、委託販売をしない理由。

自分で作ったものを、
自分でお渡ししたい。

に尽きます。

ですので、率直な疑問として、
卸売や委託販売をする理由が解りません。

※お話を頂けること自体は大変嬉しく光栄に思っております。打診などを頂ける際には、介在価値と解をご教授下さい。

こんなことを言ったら怒られるかもしれないのですが、物販や小売業、卸売、委託販売において、
例えば、ファッションショーや展示会などで見聞きしたことを、顧客様、消費者、エンドユーザーにお伝え、ご提案しますという、Blogなどの〆言葉を目にした時に、
会場に足を運び、その光景を目にするのは、顧客様や消費者、エンドユーザーの方々ではいけないのか?と思うこともございます。※私は、です。ご意向などは尊重いたします。

作家やブランドのバリューに依存した、商品写真撮影〜通信販売、販促業務代行サービスと紙一重にも成り得てしまう懸念もあり、販売店様でのお取り扱いや委託、別注などを断り続けたい理由です。

追体験のように。誰かが良いとした、良いと言った物の中から選ぶこと、狭めた選択肢の中から選ぶこと。
誰かのお墨付きがないと、良いと思えないこと。選べないこと。
このような感覚に対して、問いたいこともございます。

聞こえや響きは良いけれど、なんとなく凄そうな印象を与えるような、
なんとか賞であったり、既得権益のような、誰かの、自分が知らないところでご本人が命懸けで積み上げた実績や箔を盾に、付加価値付けをすることもしたくはないのです。

〜さんにご着用頂きました&〜さんがお越し下さいました。といった類も、私自身とても嫌いです。

観れる場所が他にもあったら嬉しい。など、お応えしたいこと、実現したいことは沢山ございます。

幅広く、多くの方々に届けられること。人と人を介し得た収益で誰かを救えること。これほど素晴らしいことはありません。
ただ、自分達の手で作り上げるもの作り上げたものを、自分達の手で積み上げ、自分達の言葉で届け、伝えたいのです。その上で様々な、より良い選択、取捨選択をしたいのです。

可能な限り、無名のままで。他者に過度な誇張や編集された象や看板を持たない存在でありたいと、
商業主義とは無縁の、制作した物で語ることのできる商売であり、色眼鏡を外すことが出来る方々に向けたクライアントワーク、存在でありたいと、思っております。

力なき正義は無力であり、正義なき力は圧制である。

Blaise Pascal

理想や綺麗事ばかりを語る上でも、相応の裏打ちできる要素や姿勢、技量などを兼ね備えて。

お取り扱い頂けるお店(任せられる人、関わる人)、誰と仕事をするのか。どこでも誰でも良い訳ではありませんので、大変僭越ながら選ばせて頂いております。

ご返答、ご返信をする際にも、お断りをさせて頂くことは非常に、とても心労です。
なにを目指し、理想としているのか。ご承知おき下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?