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夏、ミルフィーユフィクション

私の心は感じ悪くってもうぜんぜんだ。

みんなのように綺麗な心で愛を受け取って、
溢れる愛を配りたいのに、そんなことたったの少しもできてない。
私は私のことばかりでこれが自暴自棄ってやつなんだろうな、と。とほほ〜。。

そんな時、懐かしい彼との会話は、
私の損得勘定で考えてしまう悪い癖を払拭してくれる。

今夜聴くミルフィーユフィクションはあまりにもおセンチで蕩けそう。
蕩けてる場合じゃないんだけどさ。

編み物や絵画に没頭する。
できるだけ明るい音楽をBGMにして、
歌いながら、時に踊りながら、黎明を待つ。
脱ぎ捨てたジーパンがシワになろうがどうでもいい。

おばけが出そうなこの部屋で、
暑さに負けた私は暗闇のカーテンを閉めた。
少しだけ孤独になった気がするけど、
秋が来ればカーテンはすぐに取り外そう。

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