1章 出会い

夏美は軽度知的障害を抱えている44歳の女性です
ある日、公園で写真撮影の練習をしていたら
突然、肩を叩いてきた青年にと
出会う
航平君という20歳の男性だ
私は肩をいきなり叩かれて
ビックリした反動から尻もちを
ついてしまう
更に私は言葉を失った
ごめんなさいビックリしますよね脅かすつもりはありません 
初めまして僕はフリーの写真家をしている航平といいますと
挨拶をしてくれた
私は夏美といいます
写真撮影しているんですね
私は数秒、間が空いて話し
はじめました
一眼レフを買ってから4年くらいなんです
まだ、使いこなせてなくて
今は沢山練習をしていますと
答えた
写真は人の心を写す鏡なんです
写真を見ればその人の性格が分かるともいわれています
そうなんだと思いながら話を
聞いていました
私は体力が無くなんとなく疲れ
やすい為にカメラを鞄にしまい
ベンチに腰をおろして休んで いた私の中でふと思ったこんな機会
めったにないから
私が撮影した写真をみてもらうと思った
あの…すいません
私が撮影した写真をみて下さい
下手くそですがと伝えてみて
もらった
よく、撮れています
自信持って大丈夫ですよ
私は嬉しかった

航平君が私のベンチの隣に座ってきた
私はなぜかこの人になら
私の障害を打ち明けてもいいかもしれないと勝手に思い話をする
決意をしました
私は勇気を持って自身の障害に
付いて話しはじめました
いきなりこんな話をして
ごめんなさい
出会ってこんな話すること
じゃないことは分かっています
話ないとずっと話せなくて自分が苦しくなるから話をします
私は、知的障害の中の
軽度知的障害って障害を抱えて
います
見た目は健常者と変らないから
誤解や偏見を受けちゃういます
私は暗くならないように明るく
話をはじめた
なんでこんな話をちゃったんだろう
初対面でこんな話をする人は
いませんよね
ごめんなさい
私は、話していいこと話しては
いけないことの区別が付かないんです
なんでも話して後で怒られちゃういます
あははははとおどけて笑って
みせた
なんでこんな話してしまったんだろう初対面で下を向きながら
小さな声でごめんなさいといい
泣きそうになっていました