次女と私

次女は今年受験生です。

今年の初めに、頭痛で朝起き上がれなくなり
学校を休む日が増えました。

これまでもちょくちょくありましたが、
酷くなったのが3月頃。

病院に連れていき
【起立性調節障害】と診断されました。

娘の場合、
・朝起きれない
・頭痛がひどい
・夜眠れない
などなど。

病院の先生にも
「だらけているわけではない、無理に頑張らせなくていい、本人が1番辛い」
と、色々教えてもらいました。

それまでは、
早く起きなー！
学校休むの!?
と、言っていた私。

診断されてから、
どれだけ娘が辛かっただろうと後悔しました。
私の理解不足で、
私の言葉に傷ついた時もあると思います。

それからは、毎朝部屋に行き、カーテンを開け、
「おはよーーん」とだけ声をかけ、
自分で起きて来れない日はそのままにしてます。
早ければ11時頃、遅いと13時頃に起きてきます。

給食に間に合う時もあれば
6限の終わりに行くこともあります。

学校が好きな次女は少しでもみんなに会えるなら
部活だけでも顔を出してました。

中3は“最後”がつく行事ばかり。
部活引退や、修学旅行、体育祭…
全てが最後なのです。

その度、本当に頑張っていました。
夜寝ると、朝起きれないとわかっていたので、
熟睡しないように横になり、
修学旅行の朝の集合に間に合いました。
そこから2泊3日。
眠れない日々の中、修学旅行を楽しんできました
帰宅後3日間は学校には行けませんでした。
反動が凄いんです。

部活の大会前夜も、
体育祭の1週間前からも、
ほぼほぼ寝ずに朝から学校に行きました。

私は本当に涙が出る思いでした。
辛いのは見ててわかる。
本当に具合いが悪いのか、
ただの怠けなのか、
娘の顔を見ればわかります。

いよいよ、
受験も迫って志望校を決めなくてはなりません。
診断されてから、いつ症状が改善するかも
分からない。
私は随分前から通信高校なども
視野に入れてました。
少しでも娘の選択肢を増やしたい。
でも娘は全日制へ行きたい！と頑なでした。

先日、
先生から3部制の高校が近くにあると
聞いたみたいで、そこにしようかな。
と、娘から言ってきたのです。

娘の中学は、人数も少ないし、
先生も身近に感じます。
娘と同じ病気の子も何人かいて、
とても理解があります。

授業に出れなくても課題をくれたり、
遅れていってもテストを受けさせてくれたり、
その中で、娘に合う高校を考えて
薦めてくれたらしぃのです。

そんな先生たちを娘も信頼していました。
親の私から言うより、
先生から言われて、その選択もある
と、気づいてくれたようでした。

娘は友達にも恵まれています。
娘の友達に、私もどれだけ救われたか。
学校に中々行けなくても、
ただ話に会いに来てくれる友達がいます。
犬の散歩を一緒に行ってくれる友達がいます。
LINEをくれたり、午後から予定を組んでくれたり、
沢山の友達が娘を理解して支えてくれます。
本当に感謝しかないです。

親は無力です。
誰よりも娘を思っていても、
娘を支えきれません。
親だけでなく、先生、友達、
沢山の人たちの思いに親は敵いません。

少しでも恩返しできるように、
娘も私も
誰かを支える事ができる人になりたいです。