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I Was Walkin’ & Sleepin’とnakano kill you

タイトル見てミッシェルの話だと気づいた人、ありがとう。

私、この曲すごく好きなんです。

私のミッシェルは全員尖りまくってたギヤ・ブルースの時のイメージのままで、そんなチバが最近じゃなく若い頃にこんな歌を歌っていたとは…!
ベストアルバムで初めて聴いた時ぶっ飛んだ。
チバを可愛いと思うと同時に、自分と同じことをチバも考えていたことが衝撃だった。

わかってほしい、でもわかってくれないなら放っておいてくれ、という相反する自分の気持ちを子供っぽいと卑下していた(今も半分してる)のに、あのチバですらこんなこと思ってたのか…と救われた気持ちになった。

まあ、チバが言うから可愛いのであって自分は可愛くはないのはわかっているが、それでも自分の中の子供はまだ満たされずに認めてくれ、かつ放っておいてくれと駄々を捏ねている。
色々読んだりしてどうやら自分を最も愛せるのは自分しかいないと理解したので、何年もかけて自分を受け入れる努力をしてるけど、たった今書いたようなことを言っているうちは全然それができてないってことで、死ぬまでにいつか癒えるのだろうか。
でないと私は死ぬまで人が嫌いで寂しがりで自分を持て余しながら生きるしかない。
現実逃避させてくれたり共感させてくれたり癒してくれたりする音楽がなかったら本当に生きてる意味が少なくなってくる。


話は飛ぶようだが、凛として時雨のnakano kill youにも同じ匂いを感じてとても好きな曲。
チバが癒し方向ならこちらは発散方向。

この曲、自分が自分をあやしながら殺しにくるイメージで聴いてしまう。

最初、ただこの曲好きって思っただけだったけど、ミッシェルのあの曲を思い出して、自分の好きなものとか引っかかるものって若い頃からあんまり変わらないんだなぁと、つまりまだ自分はそこにいるんだなぁとわかった話でした。
まだ自己愛が足りない。


近々時雨のライブ初体験予定なので予習に精を出しているのだけど、上記のようなサブカル感(というかメンヘラ感?)満載な初期と比較して、最新アルバムはテイストだけ維持してすっかり垢抜けて、みんな大人になったんだね…と追体験した側として感心した。

これはTK名義だけど、最早みんなの歌に曲提供してるのよ。
Perfume並みに明るい。笑

時雨はなんとなくサブカルのど真ん中という気がしていて、今まで端っこを歩くことを意識していたので避けていたのだけど、聴くことになったら結局糧にしてしまった。

TKと345さんの甲高いアンサンブルと強めのギターの圧がどうしても強いけど、真面目に毎日聴き始めたらまずピさまのツーバスにときめいた。
ドラムががっつりベビー。好きです。
ガツガツ甲高いだけじゃなく、重低音をちゃんと効かせてくれてるのありがたいです。
音が全部強いのでドラムだけ耳抽出できるようになるまではもう少し時間掛かりそうだけど、できたら楽しそうだ。


こんながっつりな時雨とすっかり癒し系のスペルバの対バンってどうなるんだろう?
中野さん対抗してガツガツしだすんだろうか。
ライブはまだしばらく先だけど、とても楽しみです。

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