OBSの最大ビットレート
ビットレートは数値が高ければ高いほど綺麗に録画できます。(一般的には)
そして、OBSで設定できる最大ビットレートは300000Kbpsです。
これ以上は上げられません。
それで、この値がどれくらい高いかと言いますと、
通常のブルーレイで最大40000Kbps(ピークで48000Kbps)
4Kブルーレイで最大80000Kbps(ピーク時128000Kps)
映像と音声込みで最大80000Kbpsです。
OBSは映像だけで最大300000Kbpsに設定できます。圧倒的です。
録画の負荷は軽い
↑4K動画をOBS使って300000Kbpsで録画したもの
1080p30fps設定で録画した場合、Video Encode 30%と極めて高いわけではない。1080p60fps設定の場合でも43%程度だったので、思っていたよりも余裕がある印象。
データは重い
31秒の動画で1.09GBとなかなかのボリューム。CBRで録画したのでこれは仕方ないです。VBRならもっと軽くなります。
映像がすごく綺麗になるわけではない
↑360p動画を300000Kbpsで録画したもの
当然ですが、元データが綺麗じゃないと高ビットレートでも汚いままです。
↑8K動画をOBS使って300000Kbpsで録画したもの
8K動画でも300000Kbpsではかなり持て余してる感があります。
元になる映像データがもっと高画質、12K~16Kくらいないと300000Kbpsは活きないんじゃないかと思います。
投稿にも配信にも向いてない
youtubeが推奨する、投稿する際の動画のビットレートです。
60FPS4KHDRの動画で85000Kbpsなので、300000Kbpsではかなり持て余してします。
ニコニコ生放送でも最大ビットレートは6000Kbpsですから、300000Kbpsでは完全なオーバーキルになってしまいます。
まとめ
編集前の高画質データとしては有用
幸いにも録画負荷は低いですから、まずは最高品質の映像を作っておいて、そこから編集して必要分まで軽くする。というのもアリなのかなという気はします。HDDの空きが十分にある場合に限りますが。