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男性脳と女性脳

今話題の本、『妻のトリセツ』である。


実際に読んだわけではないのだが、テレビで特集をやっていたので少しそのお話を。


書かれている内容は男性脳女性脳の違いを書いたものである。
あるアンケート調査では、夫が妻に対する不満は5割に対し、妻から夫への不満はなんと8割にも及ぶということである。多くの男性は自分の妻の不満を受け止められずにいるということにある。

著者は女性の方で、この事実をどうにかするべく世の男性のためにこの本を書いたのだそうだ。

本の中では妻の発言に対してどのような返答をすればいいかというのが書かれている。

例えば、妻が「最近腰が痛いのよねぇ」と言ったとする。
そこで男性諸君の皆様はどう答えるか。

多くの男性が「湿布を貼ったら?」や「マッサージに行ってきなよ」
解決策を提案する。
しかし、これでは妻の不満を取り除くことができない。

模範解答としては「大丈夫?(何か手伝おうか?)」とだけでいいとのこと。
女性は解決策など求めていなくて共感を求めている。なので男性が良かれと思って言った解決策などでは救われなくてただ共感してくれるだけでいいとのことだ。

ここを理解していないと不満が生まれる
逆にいうと男性側はある問題が起きた時は共感を求めているのではなくて、解決策を求めているとも言える。


このように男性と女性の考え方が書いている本なのだが、世の男性のために書かれた本だというのにこの本を買っていく人は女性が多いということだ。


その理由は簡単だ。

なぜなら女性は共感をしてくれることに喜びを感じるからだ。
「わかる、わかるー!」となることに喜びを得る。


と考えると女性をターゲットにした商品は圧倒的に大事なのが共感をもってもらうことである。

音楽でいうところのバンギャが多いアーティストは女性目線の歌詞を歌っていることが多い。音楽は自分の気持ちを代弁してくれるところに共感を持つというが、まさにそこをピンポイントで狙っている。そして共感力が高い女性の恋心を歌うということは確かに熱狂的なファンが増えるポイントのひとつである。



夫婦を円満にするためには共感をすることが大事だというのが分かったが、男性側の努力として問題解決思考の脳を一旦休憩させて、共感しなければならないというストレスが生じるのでではないか。自分の思考を変えるということはなかなかのストレスだ。

なので、「夫婦を円満にする」という問題解決を前提にすることでそのための手段のひとつとして共感能力を身につければいいのではないか。努力するべきことはある。


いつも女性の皆さまお疲れ様です。素敵な休日を過ごしてリフレッシュしてください。

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