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大野さんがそこにいた



『大丈夫。もう泣いたら大丈夫
もう泣いたら、あとはもう上に行くだけですから
そのまま、いってください』



大野さんが表舞台から姿を消して新しい大野さんを補給出来ずに10ヶ月が経った。

そんな中始まった映画

その初日に行くことができ2年前の大野さんだけどそれでもあたしにとったら初見の大野さん

映画が始まれば辛くてしんどくてどうしようもなく思いが溢れるのは覚悟してた。

この10ヶ月
大野さんに会えない日々を過ごしてきたから余計に

大画面で見る大野さん、歌う大野さん、踊る大野さん、笑う大野さん、どれも懐かしささえ感じる大野さんがそこにいて
でもどんな彼を見てもやっぱり心が泣いて寂しさが募るのは確かで、あふれ出る気持ちの整理を付けるのに時間がかかった。

ステージにはあの時と変わらないキラキラと輝く大野さんがそこにいて

変わらないキレキレのダンス、伸びやかな透き通る歌声、満面の笑みでうちわに応える相変わらず神対応なファンサ

どれもこれも私の大好きな大野さん、尊敬してやまない大野さんで

そんな変わらない彼を見れた喜びと同時に、今では当たり前のように会えなくなった寂しさが交互に波のように押し寄せては私の心を乱していく

でもそんな乱れた心を穏やかな波に変えてくれるのもまた大野さんしかいなくて
そんな時に思い出すのはいつも大野さんが残してくれた言葉

"泣いたらもうあとは上に行くだけだから"

そう散々泣いたあとはもう上に行くしかない


大野さんはあたしたちファンの子の思いを敏感に感じ取る人

大野さんのために笑顔でいよう

めいいっぱい泣いたら上を向こう
上を向けば綺麗な大野さん色の空が広がってるから


人はどんな人であっても誰かにとっての大切な人
私の人生の中で
大野智という人は紛れもなく大切な人で
それは大野さんがこの先たとえどんな道を歩もうとも
揺らぐことはない

また今月も乗り越えよう

こうして大野さんのくれた言葉を振り返りながら

こうやって声を発することでひとりひとりの声が大きな愛となり
いつか大野さんを動かすパワーになると信じてる

私の中の唯一無二の存在

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