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幸せな時間……

烏丸から急いで彼のマンションへ向かう週末。彼は、奥様がいない時に私を食事へ誘ってくれる。彼のマンションまで1時間。彼は、おいしい夕食を作って待っていてくれる。

「ただいま」
「おかえり」
…しばらくハグとキスを重ねる。
とても満たされる瞬間。
私はこの瞬間の為に生きている

着替えた後、彼がキッチンで洗い物をしている所を、私はバックハグをする。そして近況報告。

私たちは、1カ月に1回、2カ月に1回ぐらいのペースで会っているのだが、彼の奥様がいない時でないと会うことができない。

だから私は、とにかく甘えたい…
(彼に触りたい…)
(彼の傍にいたい…)

あとは、彼がつけているシャネルの香り…
(この香りが好き…)

彼の背中でその香りに浸っていると…

「さあ、できたよ。」
「ワインでいい?用意して。」と彼ができた料理を運び始める。

ワインとチーズ、メインの肉料理。
ソムリエの資格を持つ彼は、ワインしか飲まない私に
「ワインだけじゃだめだよ。食べ物とワインを口の中で一緒に楽しまなきゃだめだよ」って教えてくれた。

BGMは穏やかで癒される曲。
どちらかというと激しい曲を好む私に、心穏やかになるBGMの心地良さを教えてくれた。

「踊ろ」と言って、私の手をとり一緒に踊る。
彼は私の背中に手をまわし、キスをしながら下の方に手を伸ばし始める。
いつも私は、このシチュエーションで服を脱がされ彼から愛撫される。
愛撫される事によって女性としての喜びを教えてくれた。

だから、私も彼が喜ぶ事をしてあげたい。
彼に気持ちよくなってほしくて。

愛撫することで自分の気持ちを伝えられる幸せな時間……




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