毎日が初心者

 ダウが1％以上上げて返ってきた。この勢いを受けて、日本もガンガン上げるのか、ワクチン解禁、追加経済対策の進展などがその主な要因らしい。ここまで、好材料が出てくると、わっと飛びつきたくなるが投資家がそう判断するのかが分かれ目だろう。

 企業で勤める人、経営者はこれから景気がある程度回復するだろうからと考える。投資家は同じようなことをすでに考えて行動に移している。だから、これ以上の材料が無ければ、いったん利益を確定するのだろう。

 企業でも最高益を出しても、従業員の給料をドカッと上げることはしない。内部留保や配当で還元する。その次の期は、さらに成長を見込む計画を立てる。投資家はその計画を見て、投資するか否かを決める。一方、企業人は、その目標達成のために一年間また活動する。

 活動中に計画が上振れる可能性があれば、投資家は追加で投資するし、ダメなら利益を確定する。

 つまり、投資家と一般の人は、見ている時点が違うのだろうと、最近分かった。

 おれは、まだ投資家としては初心者。毎日が初心者なので、毎日、失敗を恐れずに、行動することが王道なのだろう。