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投機活動とArt 「自分だけの答えが見つかる。」13歳からのアート思考

  現在、投機活動を始めて約3か月。サラリーマン時代と違い、毎月の収入は安定しないし、金額も8割ぐらい減った。だけど、あの時に、会社を辞めなければ、言い換えると退路を断たないと、投機活動を始めることは出来なかっただろう。

  新生活を始めて最初に読んだ本。

 読み始めたら面白い。そしていいタイミングだった。はっきり言って、投機なんて博打と変わらないという人は多い。そんな危険なことをやって、持ち金全部すってすっててんになるのがオチだと周囲の人は言った。

 だけど、サラリーマンだって、リストラされれば次の日から職を失うし、組織の理論とやらの馬鹿らしいことが横行する企業に勤めているなら、給料を貰っている生ける屍だろうと思っていた。

 だからこそ、自分だけの答えが必要なんだ。それを見つけるために過去からのArtと現代Artの違い、表現とはなにか、それを読み解くために必要なことはなにか、明快に書いてあった。

  最近、日経平均が29年ぶりの高値を付けただの、米国株が過去最高値更新だの景気が良い話がでて、識者なる方々が夫々解説や見通しを述べているが、そんなものは、この本に書いてある、カメラが発明される前のArtと同じ、つまり、ただそのまま言っているだけで、その人だけの答えがない。

 相場には、チャートがある。それをArtとして眺めると、色々と考える。ケイ線分析などの知識はあるが、それは絶対でもない事は多くの人も知っている。乖離率がどうの、上昇幅がどうのと言っているが、PC上の画面で見ているのと、縦1000㎜の方眼紙に書くのと、見方が違う事を知っているのかな、とも思う。PC画面で見ると、縦軸の縮尺が変化する。物理的に縦の幅が固定されているので、伸びの変化率は見る人が調整しないといけない。そこから、自分だけの答えがみつかるかどうか。

  人生に安定があるとしたら、それは心の安寧だと思う。人間関係や経済環境などは周囲の力が勝り、自分ではどうしようも出来ない。どうしようもない事はどうしよう無いと割り切り、自分だけの答えを見つけないと心の安寧は来ないだろう。

 周囲の人が色々とアドバイスをしてくれる事がある。良いことも悪いことも。全部有りがたく話は聞くが、語り手のイライラをぶつけてくるような有難迷惑なアドバイス も多い。相手は、良いことをしているつもりなのだろうが、何も経験もない、ただの妄想だけの意見なんて、心配してくれているお気持ちだけ頂きます、という事にしかならないし、こちらにとってははっきり言って時間の無駄だ。その人は、自分の言葉と答えがあるのかと、思う。

自分だけの答えを持っていると、うまく行かない時も自分で答えをみるけることが出来れば、簡単に乗り越えられる。

 人生にも投機にも、自分だけの答えが必要。今日もそれを見つけるために相場の中に飛び込む。

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