インド旅行記 計画編

以前書いた記事の通り、転職をすることになり有給消化期間がある、しかもここ数年の海外渡航のハードルもなくなったので海外に行くことにした。

この記事では出発に至るまでの計画をメモも兼ねて。

なお、先に断っておくとオタク要素はほぼありません。たぶん。

旅の方針

久々の海外1人旅なので、こんな方針。
・交通機関とホテルはツアー、旅行代理店は使わず自分で予約する
・現地の移動、食事もすべて自分で決める
これが自由度高くて楽しい。
ある程度のトラブルも旅の醍醐味と思う広い心と強いメンタルが求められる。実際、手配の段階から苦労の連発だった。旅行代理店にお願いしたほうが安心だよね、ほんとは。

どこ行こうか

計画で考えたのは以下。

フランス
なんといってもラグビーワールドカップを観戦できて、自転車でTour de Franceにも出てくる峠を走ったり、パリでロンシャン競馬場見学をプラスすれば各方面の趣味を完ぺきに網羅できるのでは・・・!?と思ったものの、円安がとても厳しい。2019年にヨーロッパ方面に行ったときのレートが1ユーロ120円台後半だったのが150円台後半、日本円から見て3割は高い。これにワールドカップ価格の諸々が加わると財政難・・・ということで断念。

台湾
近くの国で自転車に乗るのが楽しそう、という意味で検討したが、今回の旅はクレカでたまってるマイルを使いたいところ、帰りの便がどうしてもマイルで予約が難しい・・ということで断念。(現金で航空券を買っても安いけど)

タイ
このタイミングでミリオンライブのアニメを上映していて現地で見るのも面白そう(音声は日本語だから日本人の視聴も問題ない)と思ったが、過去に1度行っている国でもあり、今回は行ったことない国にしたいということで見送り。

日本と同じイラストだけど、タイ語が書いてあって雰囲気が違うし気になるよね。

などという検討を重ねた結果、タイトルでネタバレしている通り以前から行きたかった国、円安の影響が少ない(物価が安い)アジア方面、ということでインドに行き先を決めた。

どこを回ろうか

インドに行くと決めたはいいのだが、いざ地球の歩き方を眺めながら計画を立てようとしたらインドの広さを感じさせられることになった。面積は日本の9倍もある。ムンバイ、コルカタ、ハイデラバード、チェンナイ、アムリトサル・・・行きたい都市は色々あったが、都市間の移動でも思った以上の距離と時間がかかることがわかった。
結果として、デリーから入国して、バラナシ、アグラを回るルートに決定。
定番スポット巡りではあるけど、まずもろもろの手配からしてなかなか大変だった。

航空券を手配しよう

そうと決まればまずは航空券の手配だ。

行きの便は日曜夜24時に羽田発のANA→バンコク経由でタイ航空→デリーに午前着の便が都合よく予約できた。
自分の予定の都合でこれを選択したんだけども、乗り継ぎ含めてちょっと面白そうな便というのも。

帰りはデリー18時発ANA、直行で日本時間早朝に帰国する便。
どちらも寝ながら移動できるし悪くない。
それにしてもマイレージプラスの特典旅行予約が使いづらい。検索は思った通りにできない。これもアメリカンなノリか。

記事を書いてるタイミングで撮った画像なので参考

デリー着後の計画を迷ったが、すぐデリー空港から国内便でバラナシまで移動するルートに決めたので、こちらの航空券も現地の航空会社のサイトで予約・・・
時間の都合がよさそうだったVistaraで予約することにした。

が・・・なんどやってもクレカの決済ではじかれる。番号もあってるのに!

と、いろいろ調べてみると、インド国外のクレカが使えないのが理由らしい。インドでは他にもこういう事例があるらしく・・・それならそういうエラーメッセージにしてほしいのだが、「クレカ番号間違ってるよ」って出るので悩んでしまった。
仕方ないので、Vistaraの航空券も扱えるAgoda経由で予約完了。
eチケットの控えがめちゃくちゃ簡素で、これ予約できてるの・・・?と不安になったけど、ここに出ているPNRをVistaraのサイトに入力したら予約照会の結果が出てきたので安心した。というか、この操作でシートの指定とか機内食のVeg、Non-Vegの指定などをする必要があったので要注意。(やらないとどうなるかはわからない・・・)

シートの指定もないeチケット。この後Vistaraのサイトで指定する必要があった。

やり方がわかればバラナシからデリーへ戻る便も同じ流れでAgodaで予約して国内便の手配が完了した。

鉄道を手配しよう

バラナシまではデリーとの航空便で予約できたが、デリーからアグラへは航空便はないので鉄道を手配する必要がある。
インド国内の鉄道は以下のサイトで検索、予約ができた。

詳細な手配方法は詳しいサイトがたくさんあるのでここでは触れないが、こちらは自分が使ってる日本のクレカでそのまま予約ができた。
ただ、時間帯によってはサイトが不安定で表示されなかったり、検索がいまいちだったり、みたいなこともあったので海外の予約サイトだなと割り切って使う必要はある。

インドのサイトなのに日本の広告が。さすがGoogle広告。でも俺は池袋駅をあまり使わない。

予約が完了するとメールが届く・・・が、詳細のPDFが添付されたメールがなかなか来ない。正解は予約サイトの予約詳細照会からメールを送り直すボタンを押すと送られてきた。

予約詳細

ただ、この詳細はあくまで自分で確認するのに使うだけ。印刷して持って行ったけど現地の鉄道では使わなかった。(詳細は現地の記事で)

ビザ申請をしよう

インドに行くならビザが必要。
以前だと大使館に行って申請、というイメージだったけどいまは到着時の空港で申請もできるのと、事前にWebで申請もできるとのことだったので安心のためにWeb申請をしておくことにした。
申請方法は「インド e-Visa」などで検索すると色々出てくるのでそちらを参照。


しかしまあこれが大変だった。あらかじめ写真が必要、といった情報はわかっていたが、それ以上に記入する項目がめちゃくちゃ多い。自分のパーソナルデータや渡航目的はもちろん、両親の情報、パキスタンとの関係などいろいろなことを書く必要がある。しかも入力項目が多いから複数ページにわたるのだが、そのページ間を移動する際に入力値が消えることがある・・・という情報もあってビビりながら埋めることになった(結果、自分がやっているときはそんなことはなかったが)。

申請が終わると「審査するから待ってね」メールが来る。

ここから申請が無事通るか、ドキドキしながら待つ。いや、やましいことは何もないのだが・・・入力項目が多いだけに入力ミスだけが怖い。

72時間以内に回答するよ、ってことだったけど翌日には回答が来た。

審査結果メール。Grantedてことで、OKらしい。

ということで無事、ビザも取得完了!

その他手配

あとやったこと
・現地ホテルの予約 ※インド国内便の予約もしたついでにAgodaで予約
・海外旅行保険加入
・たびレジ登録
まあ、必要なことばかりですね。

これだけできればあとは安心、と思いきや・・・!
現地では移動、通貨・・・いろいろなことが起きた。

インド現地の旅行記編へ続く。


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