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思考の整理(1)

 春秋が四十巡るを得て、ようやく小学校の頃から歴史に憧れをもっていた理由が、分かって来ました。「ハイカルチャーへの憧れ」これに尽きるかもしれない。

 古文書が読みたい!と思った動機は、たしか諸葛孔明の「出師表」を読み下し、理解したいと思った事だと思います。理解しなくても、読み下しの日本語の響きが、カッコ良い。
「しんりょうもうす、せんていそうぎょういまだなかばならずして、ちゅうどうにほうそせり。いまてんかさんぶんすれども、」

 ナショナリズムではないんですよね、そうじゃなくて。とにかくハイカルチャーへの憧れ。具体的に言うと、先人にならって自己研鑽の気持ちが芽生える?ということかな。

 西部邁氏の請け売りですが、「Integrity」とは本来「総合性」という意味を含むそうです。ハイカルチャーへ憧れると、自然それに近づきたい、Integrityを目指したい、と思うようになる気がする。

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