今までの人生で一番「やさしい」と感じた体験。

こんにちは。
人間、生きていると色んな体験をします。
今回はそんな体験の中でも、一番「やさしい」と感じた出来事について語ります。

あれは専門学生だった頃...

私は、高校卒業後、デザイン系の専門学校に通っていました。
高校時代はひたすらテニスをやっていました。「自分はプロになるんだ。スポーツはプロになれなきゃやる意味がない」ぐらいの熱量で取り組んでいました。
そして、それを理由に学業を疎かにしていたため、大学への進学は難しくなり、そしてテニスも、最後の大会でいい成績を収めることもできず、完全に無気力人生どうでもいいですモードで、高校三年の後半を過ごしていました。

母からデザイン系の専門学校を勧められる

「あんた、モノ作るの好きだし、そういう学校いけば?」そういわれて、広島にあるデザイン系の専門学校を紹介されました。
確かに、モノをつくるのは好きでしたが、テニスへの情熱もあったので、テニスコーチ養成の専門学校への入学を自分は考えていました。

しかし、その専門学校か授業料がかなり高く、また情熱はあっても自信は無くしていたので、結局母が進めてくれた専門学校に入学しました。

入学後4人くらいとつるむ

専門学校に入学してすぐに、自分を含め4人のメンバーでつるんでました。
その中でも1人、自分とかなり性格が似たタイプの男がいて、ここでは(マッツンと呼びます)、マッツンと2人で遊ぶことが増えました。2人とも、先生からの評価は高くなかったです。

専門学校2か月くらい行かなくなる

もともと、落ち込みやすいタイプで、そのせいで2か月くらい学校に行かなくなります。人間関係も完全にシャットアウト。そのなかでもずっと、マッツンからの連絡は止まりませんでした。

突然の訪問

マッツンの連絡を無視し続けて数日が経ったある日、家の前で爆音が鳴り響きます(記憶違いかも)。
そしてLINE。

「家の前おるからな」

マッツンがごっついバイクのってやってきました。

ビビった

いままで、ここまでしつこくアタックしてきた人がいなかったのでめちゃくちゃビックリしました。なんというか、すごいやつだと思いました。

これはやさしいか??

ここまで書きましたが、この時浮かんだのは、「やさしい」という感情ではないかもしれません。しかし、人のあたたかさに触れることができたエピソードでした。

おわり

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