2023年、おすすめ読んだ本
おそらく今年最後のnote、読んだ本を紹介する。
面白かった本
スタッフエンジニア
個人的には今年最も面白かった本。管理職ではない技術職のキャリアパスについて。事業や経営に強いインパクトを与え、付加価値を生み出すためにどのようなリーダーシップを持つべきか。いわゆる職人的なエンジニアというより、技術系のビジネスパーソンとして生きる必要があるということが書かれている。
GitLabに学ぶ 世界最先端のリモート組織のつくりかた
個人的には今年2番目に面白かった本。リモートワークのプラクティスについて非常によくまとまっている。リモートワークの教科書になりそうなのと、逆にこれが実践できない場合にはリモートワークをすべきでないという意思決定の分岐に利用できる。
エンジニアのためのマネジメント入門
内容の7割くらいはピープルマネジメントとチームビルドに関するもの。読みやすいのでマネージャーを目指さない人にもおすすめ。
人を選ぶ技術
2022年の本。タイトルが強いが内容的にはコンピテンシーとコンピテンシーを生み出すものについて言語化しまとめたという本。よくまとまっている。
顧客起点の経営
2022年の本。マーケティングおよび経営との接続について。経営とは要するに商売である。
おわりに
2022年から2023年にかけてエンジニアのマネジメントの本がよく出ていた印象。2024年は一周回って、技術にフォーカスした方向性(エンジニアの本職は技術である)とビジネスにフォーカスした方向性(エンジニアは事業に貢献しなければならない)あたりがトレンドになるのではないか。
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