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横浜中華街は大学一年生ぶりだった。山東という水餃子が有名な店にいく。水餃子は言わずもがなだが、ワンタン麺が最高にうまかった。おいしい中華なんて都内にもゴロゴロあるけど、ここはもう、日常のいろんなしがらみから一旦抜け出して、みんながハッピーな雰囲気があった。昼から瓶ビールを傾けるひとたち。

家で飲むためのお茶を選んだり、中華食器をみたりした。何時間いても飽きないと思う、ここは。

夕方が近づくと野毛に向かった。たくさんの飲み屋街を抜けて、地元の小さな居酒屋に入った。昼の中華が腹にまだ残っていたので、冷やしトマトと軟骨揚げの2品とビールを頼んだ。相方は相変わらずジンジャエールを飲んでいた。

その後、アメリカの田舎町にある寂れた喫茶を再現したような、ジャズバーへ向かった。7時半から地元のおじちゃんたちの演奏がある。シーバスのウイスキーを頼んで、ポトトチップスは二人で分けた。目の前には熟年夫婦がいておじちゃんは嬉しそうに妻の顔ばかりを見ていた。一部の演奏が終わったタイミングで帰ろうとすると、もう帰っちゃうの?と引き止められたが、帰りの電車にはその夫婦もいた。「あんたたちも帰ったんかい」とつこっみを入れたい。

ヨレヨレのハワイアンティーを着る夫の家庭内事情

クロックムッシュって頻繁に食べられない。