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長時間通勤のメリット

〝長時間通勤〟

なんとなくきついイメージがあるでしょう?

(早起き・満員電車・渋滞・寝不足・交通費…)

私も、社会人1年目の頃は、なるべく会社の近くに住んで「1分でも通勤時間を短くしたい!」と思っていた。

こんな研究結果があるようだ。👇

長時間(片道90分以上)通勤の人は幸福度が低い!

この研究結果に対して、反論する人は少ないと思うけど、今の私は「そんなことないよー!」と思う。


先日、私は会社から離れたところへ引越しをしたので、毎日、片道1時間半かけて通勤している。

「えぇ!めっちゃ大変そう!」
「その移動時間あるなら、もっと寝てたいでしょ!」
「それって時間の無駄じゃない?」

そんなことを周りの人に何度言われたことか…

しかし、今のところ、私の幸福度は、通勤時間が30分だった引越し前と比べて格段に上がっている。

それはなぜなのか?

その理由を自分なりに考えてみた。

①仕事開始までに、頭と身体が起きる!
私の場合、通勤時間が長くなったことで、早起きはもちろんのこと、朝ごはんを必ず食べる必要があった。なぜなら、空腹のまま電車(地下鉄)に閉じ込められると酔ってしまうからだ。出勤の3時間前に起きているから、頭と身体がしっかり目覚めてから、勢いよく仕事を始めることができるようになった。
→気持ちのいいスタートで、その日の幸福度が高くなる!

②モヤモヤを整理する時間ができた!
日頃から「なんで○○は〜なんだろう?」「あの言葉ってよく使われるけど、どんな意味なんだろう?」という疑問をもつことが多くて、それを調べる時間がなかなかなかったのだけど、通勤の1時間半でじっくり調べることができるようになった。

今日の天気は?
今日のニュースは?
今日の自分以外の人の仕事のシフトは?
そんな情報を整理することもできるようになった。

通勤の1時間半で、知識も増えるし、その日〝すべきこと〟〝したいこと〟も再確認できる。
→「なるほど!」「スッキリ!」で、モヤモヤがなくなり幸福度が高くなる!

③ぽけーっとできる!
日常生活において、ぽけーっと何も考えない・何もしない時間ってすごく大切だと思う。家や職場にいると、やるべきこと・やりたいことが周りにたくさんあるから、どうしても考え事をしてしまう。でも、電車なら、限られたものしかなくて、ある程度静かだし、自分の知らない人ばかりだから、ぽけーっとすることができる。

※私は、シェアハウス暮らしで、家で一人きりになることはないから、知らない人の中でポケーっとすることが一人になれる数少ない手段となる。

まぁ、自然の中や素敵なカフェで、ぽけーっとできたら最高だけど。〝毎日のぽけーっタイム〟って考えると、電車の中はそこそこいい空間だと思う。

→マインドフルネスで、幸福度が高くなる!

④通勤時間に勝る、住みたい理由がある!
私は、海が大好きで、海の近くに住んでるだけで元気が湧いてくる。朝、海風を感じて最寄り駅まで歩くだけで気分が上がるし、帰りはこれから海の近くに行くんだ〜と思っただけで、楽しくなる。
→好きな環境に身を置くことで、幸福度が高くなる!


【まとめ】
通勤時間だけにフォーカスすると、たしかに幸福度は下がるのかもしれないが、〝その通勤時間をどう使っているのか?〟〝そこに住む理由・働きたい理由は何なのか?〟ということを考えると、一概に〝長時間通勤は幸福度が下がる〟とは言えないように思う。

〝自分のこだわり〟と照らし合わせて、通勤時間・通勤手段を決めることで、幸福度が高まるのではないだろうか。

通勤時間だけで住む場所・働く場所を狭めていないだろうか。

あなたの生活における〝こだわり〟は何ですか?

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