プロカメラマンに宣材写真を撮ってもらった話
最近、WEBサイトを開設したり、note始めたり、肩書+実名でtwitter始めたりと、何かとやってみては楽しんでいます。
元はその手のものを何もしていなかったに等しい私が、突然WEB対策(おおげさ)を始めて、一部の方から「何?独立するの?」とのご質問をいただくのですが、その予定はないです。もちろん、どういうポジションであれ、自分自身が基盤を持つことは大事だと思っていますが。
こういうことを始めたそもそものきっかけは何だったかな、と振り返ると、弁護士ドットコムのページにプロフィール等々を載せ、公開を開始したことでした。これ用の掲載原稿を書いたことを発端として、発信する意欲がわき始めたような気がします。
写真詐欺?
で、公開された私のページを見て、はたと気が付いたのです。写真が古い。かねてから掲載されていた写真をそのままに流用したのですが、弁護士としての勤務初日に、事務職員が、事務所の会議室で撮影した写真でした。
この写真自体は結構気に入っているのですが、いかんせん8年前。その年生まれた子供が、学校にも慣れて、ティーネージャーの入り口に差し掛かってる。22歳で前途洋々大学を卒業した人が、30歳になって将来の不安を感じ始めている。
そろそろ、詐欺感が出てきているといわざるを得ない。
この写真のようにやわらかな印象の写真もいいのですが、選択肢として、もう少しビシッとしたのが欲しいな、とも思いました。
私、ロゴ制作とかWEB制作とか、出来栄えはともかく、わりと何でも自分でしようとする(しちゃう)方なんですが、自分で自分の写真を撮るのは無理。餅は餅屋、プロのカメラマンに依頼することにしました。
そういえば、ロースクールの同級生で卒業後も親しくさせていただいている友人の離婚専門弁護士が、去年、カメラマンと結婚してたな。
早速連絡をとってみると、「実物3割増しくらいのプロフィール用写真が欲しい」という依頼に、「オッケー」と快諾いただきました。
若干の準備
お気に入りのスーツをクリーニングに出し、前日には頭を悩ませながらネクタイをチョイス。結局選びきれずに色柄様々の5,6本をカバンに入れました。
写真は2枚納品していただけるという話になっていたので、「せっかくなら緩いやつも」と、当日はUNIQLO UのTシャツに、感動パンツ、感動ジャケットの「全身ユニクロ男」のいでたちで、スタジオを訪問しました。
念のため、眼鏡も2種類。わくわくしながら迎えた当日。
TAKEDA PHOTO STUDIO
お邪魔したのは、文京区千石にあるTAKEDA PHOTO STUDIO。
巣鴨駅から数分。落ち着いた住宅地の中にあります。とても写真スタジオがありそうな雰囲気には感じられなかったので、少しだけ不安になっていると、300m先くらいに手を振る男女の姿が見えました。
着くなり、さっそく撮影開始。「ジャブ」ということで、なぜか妻との2ショットを撮影するところから始まり、背景を変えたり服装を変えたりしながら、気が付くと約300枚を撮影。
離婚弁護士も嬉々としてアシスタントをやっていました。こっちの方が向いてるんじゃない?と言いたくなるばかりに。
撮影後は、写真のチョイス。300枚を何周か見ていると、徐々に「自分の顔を見る照れ臭さ」が麻痺してきて、客観的に見えるようになってくる不思議な感覚を味わいました。
これがいいんじゃない、これもいいんじゃない。と、300枚の中から選び抜かれて残ったのは6枚。
ここから2枚だけか。うーん。とうなっていると、
「6枚でいいんじゃない?」
ーでも、お高いんでしょう?
「いくらって言いましたっけ?」
ー2枚でXXX円と聞いてます。
「じゃあ、それで」
お言葉に甘えて、2枚ということで提示いただいた料金で6枚を納品いただくことになりました。ありがたい。持つべきものは友(の連れ合いのカメラマン)だ。
撮影の翌日にはデータで納品いただき、修正希望にも迅速に対応していただきました。
仕上がり。え、これすごくない?
できあがったのがこちら。
実物の3割増し、というオーダーでしたが、実物の3倍くらいでは。
・左上のドヤ感
・右上2つのどこぞのIT企業のCEO感
・左下2つのナチュラル感
・右下のインテリヤクザ感
希望通り硬軟色々で、「どれをどこに使うか」と考えだけでも楽しいです。
欠点は、今までとは別方向の写真詐欺になるところでしょうか。この写真を見た人が、実物を見たときにがっかりしないようにがんばります(何を)。
ありがとうございました。これで、FacebookのアイコンをWindowsのサンプルに入っていたコアラの画像から変更することができます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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