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弁護士自転車雑記帖|自然とのたたかい

自転車ライフを始めた私ですが、当然のことながら、いいことばかりじゃありません。5月も下旬に入ると、自然とのたたかいが始まりました。

vs日差し

まずは日差しです。自宅から事務所は、南東方面。初夏の朝の日差しは刺すようにに私の目を攻撃してきます。まぶしくてまぶしくて、前を見るのがやっと。しばらく走っていると、目が痛くなってきます。

帰りは西日。これまたつらい。避けるために、無駄に事務所に長居したこともありました。目を守るには、サングラスが必要でした。しかし、度付きのサングラスとなると高い。とんでもない値段(※個人の感想です)のものもあり、どれくらいのがいいのやらさっぱりわからない。

そこで、仕事でお付き合させていただいている眼鏡店に相談してみたところ、眼鏡に取り付けるタイプのものを紹介していただきました。パカパカタイプ、と私は名付けています。こんな感じ。

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まぶしくないときは開けられるし、コンパクトにしまえるので、使わないときの持ち歩きにも困りません。これでお値段約4,000円。いい買い物でした。

日差しが攻撃したのは目だけではありません。
です。日焼けしてヒリヒリになりました。長袖のシャツからはみ出た手の甲は、真っ黒になりました。「ゴルフ焼け」の逆。対策として、日焼け止めを塗るのはもちろん、「着るUVカット」を導入しました。薄くて通気性がよさそうなmont-bellのクールパーカを購入。期待通りの性能で、デザインもしゃれていて気に入っています。派手な色で、道路で目立つのも安全面からgoodです。

vs気温

気温とのたたかいは特に過酷です。ある日、8時すぎに家を出て9時前に事務所に着くと、汗だく。着ていたシャツもぐっしょりで、とてもお客様の前に出られる状態ではありませんでした(幸い、その日は来客はありませんでした)。これはまずい。

対策は3つ。

まず、時間帯の調整です。「暑いなら、涼しいうちに出掛ければいいじゃない」の精神。私、もともと暑がりで、夏場になると暑くて寝ていられず目覚めてしまう、ということが前からありました。それを逆手にとって、5時前に起きるようにしました。
正確にいうと、「その時間に起きる」というよりは、「自然に目覚めて二度寝せずそのまま」といったところですね。目覚めるとだいたい汗をかいているので、シャワーで汗を流してそのまま活動開始する、という感じ。
その結果、5時半前後には家を出るようになりました。この時間だと、さすがに涼しい。風も心地よい。副次的な効果として、道が空いている。そのため、速く、しかも安全に走ることができます。最短記録はドアtoドアで43分。

次に、服装です。往路はTシャツを着て、事務所に着いてから着替えることにしました。そうなるとカバンの中にYシャツを収納しておく必要があるのですが、しわにならないよう、百均でA4書類ケースを購入。ついでにデオドラントスプレー、デオドラントシート、ドライシャンプー、日焼け止め、整髪料を入れて、ひとまとめにしてカバンに入れています。

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これも副次的効果があって、「クールダウンして着替える」ことによって気持ちの切り替えがスムーズになりました。アイドリングタイムができたことで、これまでは抜くことが多くなった朝食をきちんと食べられるようにもなりました。

3つ目に、自転車に乗っているとどうしてもを飲む量が増えます。そこで、節約のためにAmazonでペットボトル水をまとめ買いしました。40本で2,000円ちょっと。

このほか、事務所のビルに自販機が設置されている、飲料メーカーDyDoのアプリSmileSTANDを入れ、楽天ポイント等々と交換できるポイントをためるようにしました。1円=1Ptでたまっていき、2,000ポイントから交換できます。レートはいまいち(2,000ポイントで100楽天ポイント)ですが、やらないよりはいいかなと。5本買うとスクラッチができ、当たると100or500pt付与。正確な確率は分かりませんが、いまのところ100%当たっています(だんだん100ptの割合が増えている気がしますがw)。

vs雨

自然とのたたかいの最後は、

これはもう、とてもかないません。途中で雨に降られたことが数度ありましたが、10分でも雨にさらされると、身も心も弱り切ってしまいます。しかも危険です。路面が滑る、滑る。最低限の対策としてレインウェアを常備、ということくらいはできますが、それでも眼鏡は水滴でいっぱいになります。漏れてくる雨に体が濡らされます。

結局、雨とのたたかいは「あきらめる」ことにしました。逃げるは恥だが役に立つ、というし。天気予報を注視し、通勤にかかる時間にちょっとでも雨が降りそうなら、電車を使う、ということです。

これをやると、予報に反して雨が降らなかったときにとても悔しいような恨めしいような思いをさせられます。でも、身体の安全と精神の健全には代えられません。

夏が来る

梅雨明けも間近、もうすぐ夏。気温も日差しも急な雨も、これまで以上に強烈になるでしょう。いまの対策で十分かどうか、試しながらやっていきたいと思います。どこかのタイミングで、不本意ながら「自転車をあきらめる」という選択肢も持っておかないといけないかな、と思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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