無題6_20200105232708

midnight, room102

zukio
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明かりを灯した
闇が満ちる都会の片隅で
溶け出した記憶の果て
溺れる感覚を知っていた

あの日のあたしは何処へ帰ろうか
手放すのが少し恐くなって
にぎやかに笑う残響が耳を総て尚
響いていた

さぁ、時を進めようか
現実にならいつでも行ける
もう明日が近くなって
今日だけ奪って逃げてゆく

どうして、
無邪気な心のままでいることが
できなくなってしまうんだろう
このまま、
嫌ってた大人になってしまうのが
恐ろしいと思っていたのに

優しい言葉を
踏みにじった春はやがて消えて
見知らぬ香りのもとには
心など行方知らずのまま

徒に近づいたその温度は
冷えた頬を少し染めたけれど
鮮やかに散った秋風の所為だったの…

さぁ、時を戻さなくちゃ夢の中では君に出会ってしまう
これ以上はいらないから目をかたく閉じた

どうして、
素直なあたしのままでいることが
できなくなってしまうんだろう
このまま、
嫌ってた大人になってしまうのが
恐ろしいと思っていたのに

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そもそもリメイク企画ちゃんとやろうと思った最初のやつ。

若気を至しまくってた時に作ってた曲なんだけど、
なかなかいい歌詞を書くなぁ私…と思ったyo
原曲は302号室でした

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