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観劇記録『朗読劇 不思議な少年』

少し前になりますが…
朗読劇『不思議な少年』を配信で観劇した感想です✍️
(5/3ソワレ)

1.『NX-521236号』

特に好きなエピソード。
NX-521236号役の方の声と演じ方がイメージぴったりすぎて、冒頭から泣きました。
原作が大好きなので少しどきどきしながら観たのですが、最初がこの作品でよかった…完璧に引き込まれました。

2.『昭とたけしとヨシ坊と』

このエピソードも好き。
3人の役者さんの、子供時代と定年過ぎの演じ分けがすごい、朗読劇ならではで楽しかったです。
ノスタルジックな空気と、不思議なものに触れた時のワクワクとか怖さとか、そういうものが朗読の中に流れていて良かった…。
想像以上に、私が原作の味わいだと感じて好きな要素がそのまま生きている朗読劇で嬉しかったです。

3.『ロベルト』

賑やかな人々の声がパタリと消える…という表現を朗読で聴けてよかった。
漫画で読むのと少し違う味わい。

4.『聖フランツ』

朗読劇でどう表現するんだろう?と思っていたら、一人二役!
怒涛の台詞、掛け合いをひとりで成立させるの、すごい。
年代の幅広い登場人物を、それぞれリアルに演じられてて引き込まれました。
声優さんってすごい。



シンプルで静かな演出で、原作の絵を思い返しながら聴けてよかったです。
別日の演目『万作と猶治郎』も大好きなエピソードなので、朗読で聴いてみたい。
また上演があったら生で聴きにいきたいなと思います。




山下和美先生の『不思議な少年』と、代表作の『天才柳沢教授の生活』
人間がリアルに丁寧に愛を持って描かれていて、私の人生のバイブルのひとつです。
ぜひ読んで、感想を聞かせてほしい!(特に役者やっている人に読んでほしいし感想を語りたい!!)

朗読劇を見て、原作への想いがますます深まりました…😌



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