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【決算分析】住信SBIと楽天銀行を比較してみた
本日住信SBIネット銀行の株価が年高を更新しましたね。
何かと比較されるこの2つの銘柄を決算資料などを見ながら分析していきたいと思います。
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左がSBI、右が楽天です。
どちらもネット銀行なので、この図では分かりませんが、一般の銀行などと比較して人件費は大きく抑えられます。ROEは銀行のセクターで見た際にはトップクラスの数字です。ただネット銀行に関しては、銀行8割 IT2割みたいなイメージで良いかもしれません。なので今後の成長を考えてもPERやPBRは高くなりがちかなと。
その中でこのPERは低い水準じゃないかなという印象。
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参考で地銀も置いておきます。事業が異なるので、本当に参考ではありますが、時価総額などは近い水準です。
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あとで楽天も載せますがSBIも楽天もROEは順当に伸びています。
伸び率はSBIに軍配。
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決算も順調に右肩上がり。
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SBIは住宅ローン契約が多く、金利上昇は追い風。しかも9割近くが変動。
住宅を担保に入れているので、貸し倒れがあっても回収の目処が立ちますね。
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口座数は、新NISAの影響もあって、順調に増加。
SBIが726万口座に対して、楽天は1523万口座もあります。
これは結構意外な数字でした。後で詳細書きます。
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SBIは配当があって、楽天には優待があります。
私は、配当がゼロか僅かでもあるかは大きな差があると思っていて、余剰資金を配当に回す訳ですから、将来的に投資が一服した際には配当の増加が見込めます。
楽天の不安要素は改悪の多さ。楽天グループの業績にも左右され、サービスの変更が多く、改悪されたり改善されたり安定しません。
楽天銀行は、楽天カードや、楽天市場の経済圏で一緒に銀行もと言う人が多いと思うので、楽天カードや市場のサービスが改悪されると、楽天銀行も一緒に使わなくなる人が多くなるかと思います。楽天証券も同じことが言えますね。
よくも悪くも楽天グループに左右されます。
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顧客属性はそれほど大きな差はありません。
楽天の方が、楽天市場などを使う都合か、女性(主婦)割合が多いのかと思います。SBIの方が、投資家の割合は多そうな印象。
まとめます
まず銀行セクター全体で、金利上昇が見込め、資産の増加が見込めます。
メガバンクの決算もよく、見通しは悪くないです。その期待で結構買われているのかなと。よく低金利の時代を耐えました。
住宅ローンの契約がSBIで多く、基準金利が上昇するインパクトが大きいです。
もちろんメガバンクも恩恵を受けますね。
SBIが726万口座に対して、楽天は1523万口座。
SBIの方が口座数は少ないですが、SBIはまだまだ伸び代があります。
顧客の開拓はまだまだ進められそうです。特に投資家。
時価総額もSBIの方が低く、自分はSBIの方が今後の成長も大きいかなと考えています。ネガティブな話題が少なく、長期で持てるなら新NISA枠も使って良いのかなと。短期だと、金利の動向に振り回されるので、5年以上を保有できるならという条件付きではありますが。
割と銘柄としては、SBIの方が優勢に書いてきましたが、楽天銀行には強力な楽天経済圏があります。モバイル次第な感じはしますが、そこが軌道に乗ってくれば、楽天経済圏が一気に復活して、巻き返すでしょう。
一応自分の評価としては
SBI > 楽天
かなという印象です。SBIが大崩れしない可能性もゼロではありませんが、それでも今後の成長はある程度硬いかなと。Tポイントも新しくなり、キャンペーンも打ち出してくるでしょう。
どちらも魅力的な銘柄であることには間違いありません。
ネット銀行という、生活に欠かせないサービスですから。
時間のある人はどちらの決算資料も見てみると良いと思います。
今度は、イオンとセブン
ビックカメラとヤマダ電機
などもやっていきたいです。単独でこの銘柄分析して欲しいという意見があれば教えてください。
ではまた。
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