Kiyoshi MIZUHARA

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  • 【小説】Earth Flare

    地球が未曾有の規模の「太陽フレア(Solar Flare)」による放射線の直撃に遭い,そのとき太陽光を受けていた地球の昼側部分,「日照半球」にいた人類がほぼ全て死んだ。この時,偶然にもある二人の中学生が生きていた。二人以外に生きた人間がいなくなり,突然時間が止まったような街を二人は彷徨い,やがてこの事件の原因が明らかになってくる。生き残った人類はどこにいて,そこから何を目指すのか。世界では何が起ころうとしているのか。そして二人は,どう生きていくのか。

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見苦しい小説を投稿し始めて2週間。 フォロワー数がついに2ケタの大台に(T_T)笑 ありがたや、ありがたや(T_T) #大感謝祭 #まだ10人 #EarthFlare #小説 #SF

    • 【小説】Earth Flare 1-3

       目を開いたまま倒れている友達は皆,黒目が黒い。黒目が黒いのは当たり前だが,本当に黒いのだ。紫珠も既にこれを見ている。それもドラマや映画でしか見たことの無い目の開いたままの死体の彼らに,匡が目を覚ますまで一人囲まれていたのだ。恐かっただろうと匡は思った。  しばらくそのままでいた。彼女はもう泣いていなかった。  匡は立ち上がり,教室のドアの方へ走る。 「どこいくん?」紫珠が怯えながら聞いた。  匡はドアの前で立ち止まり,言った。「2組に誰か呼んでくる。動かんでいいから待っ

      • 【小説】Earth Flare 1-2

        「・・・さしっ!まさしって!なぁ!」誰かが匡の体を揺らしていた。朝なのだろうか。憂鬱だ。有声音で大きな声だったがしかし,どこか弱い。  目を開けると眩しかった。自分は教室にいる。窓の外を見ると,日は高く上っていた。南中の位置から西に二十度ほど傾いている。朝ではなかった。居眠りをしていたのだろうか。  何故か,教室の生徒全員が机の上に,それは伏しているというよりただ前のめりになったり,机の横で椅子から転げ落ちて倒れたりしている。自分は寝ぼけているのだろうか,非常に奇妙な光景なの

        • 【小説】Earth Flare 1-1

          【第二の天使がその鉢の中身を海に注ぐと、海は死人の血のようになって,海の中の生き物は全て死んだ。第三の天使がその鉢の中身を川と水の源に注ぐと,水は血になった。そのとき,私は水をつかさどる天使がこう言うのを聞いた。「今おられ,かつておられた聖なる方,あなたは正しい方であります。このような裁きをしてくださったからです。この者どもは,聖なる者たちと預言者たちの血を流しましたが,あなたは彼らに血をお飲ませになりました。それは当然のことです。」私はまた,祭壇がこう言うのを聞いた。「然り

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        • 【小説】Earth Flare
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          【小説】Earth Flare 投稿にあたり

          **―――地球が未曾有の規模の「太陽フレア(Solar Flare)」により放射線の直撃に遭い,そのとき太陽光を受けていた地球の昼側部分,「日照半球」にいた人類がほぼ全て死んだ。この時,偶然にも大阪のある中学生,匡(まさし)と,クラスメイトの紫珠(しず)だけが授業中だった教室で生き残った。二人以外に生きた人間がいなくなり,突然時間が止まったような街を,二人は彷徨う。ビルの間に墜落した飛行機,電車がいるのに開いた踏切。電磁パルス爆弾が爆発したかのように,街では全ての電子機器が停

          【小説】Earth Flare 投稿にあたり