自己1

二十歳になるころだろうか?
大学には行かなくなり 自分のしたいことだけをする毎日だった
別段それで悪いという気はサラサラなかった(結構最悪)

なぜなら自分なりに確信があったからだ
二十歳という大人になってまで 親が決めたことをするのは何か納得はいかなかったし 学部のレベルを見てるも勉学に意味を見出せなかった

曲がりなりにもそれまで親の言うことを守り生きてきたのだから
大人になった自分は自分のことは自分で決めるべきだと思ったからだ

この大学の勉強をしたところでまともな就職につけるとは思えない
(しかも今の日本の惨状をみればなおのこと)
ならば自分の好きな事をするべきだと

ただそのために大学の費用を払ってもらったこと自体は悪い
とは今でも思っているが

それからというもの自分のことは自分で決めて今まで生きてきたが
ことあるごとに親が自分の生き方をやんわり否定しているような気がしてならない

そんなことはないのだろうが

どうしても私の家族 私の子というとらえ方から離れられてないような気がしてならない

いや そりゃそうなんだけど そうなんだけどだが

今の生き方しているよりは未来永劫自分の元に居て一生に渡ってを演じてないといけないような圧力を感じるのだ正直 家にいてNEETでもしてたほうがまだ評価が高いような気もする

なにかこう確立した人間として未だに見られてないような

わからない 自分に子供がいるわけでもないので一生分からないとは思う

そういうのが無ければ気兼ねなく親にも会えるのだが
いつか分かり合える日が来て 在りし日のように自然な家族に戻れる日がくるのであろうか

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