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【野球指導】コミュニケーション能力と野球上達について

少年野球指導者として携わる中で感じたのは
子供たちが「自分の気持ちを言葉にする」ことが
想像以上に出来ないということです

こうやって記事を書くときもそうですが
しっかりとしたアウトプットが出来て
初めて知っている状態なのではないでしょうか

だからそういう意味では
自分を知らない子が多いのかなと思います

当たり前に最初は、誰でもできるものだと思っていましたが
自己表現が上手く出来ない子供たちが増えていると感じています

じゃあ指導者(保護者)としてどうすべきか
僕なりの見解を記事にしてみたので、お付き合いください



「スマホ」と「テレビ」がもたらすコミュニケーション能力の低下

僕が考えるこの問題の一つの要因は、現代のテクノロジー
特に「スマホ」や「テレビ」です。

これらのデバイスによって
子供たちは受け身のインプットに浸りすぎています。
しかもその情報が
ネガティブ(殺人や有名人のゴシップ)なものであったり
人が踊ってるものや、面白おかしくいたずらしているもの・・・
どう考えてもカスな情報を取りたくなくても取ってしまう環境が
現代のテクノロジーの怖さです

その結果、子供達は話す機会が減り
知恵や知識もしょうもないもので溢れ
コミュニケーション能力が低下しているのではないかと感じます

さらにメチャクチャやばいのが
指導すべき親(大人)側がスマホを手放せないケースがあったり
自分が楽をしたいからスマホを子供に渡すケース
子供の話も聞かず、スマホをいじりながら食事をする
こういったことをすればするほどに
子供たちは自分の感情を言葉にすることが
苦手になっていくように思います

もちろん我が家も完璧ではないですが・・・

テレビのない生活と「野球ノート」

我が家では5年前からテレビを完全に排除しました(地上波が見れない状態)

情報はSNSやネットで必要なときに取得できるため
受動的にテレビをつける必要はありません。これは大正解でした

さらに、子供たちには「野球ノート」を毎日書かせています。
意味をしっかりと話した上での強制です。

振り返りを大切にすることで、自分の気持ちを言葉にする練習になります。
息子は1000日以上、娘は100日以上書き続けています。

練習でも「言葉のキャッチボール」を大切に

練習中、子供たちに「今のプレーはどういう考えや?」
と問いかけるようにしています。そういう空気を作っておくだけで
自ずと「次は自分が聞かれるかも」という緊張感を持って
自発的に考えるようになるのが狙いでやってます
少しずつですが、成果も見られるようになりました

なんと!何回、何アウト、ランナーどこ
といった状況を記憶し、説明できるようになってきたんです!!!笑

自分の行動を言葉にして説明させることで、思考力を養い
プレーに対する理解を深めてもらいます。こうした積み重ねが
野球の上達だけでなく、将来にわたる自己成長につながると確信しています。

ゲームは1日1時間

我が家では、ゲームは1日1時間と制限しています
これは「自分との約束」を守ることを学んでほしい
自分との約束を守ることは何事にも重要なスキルです
1時間を全力で遊ぶ!
制限もなくダラダラ時間を浪費するクセを子供のうちに
身につけてしまうと、大人になっても同じことをしてしまう

学校生活と野球は繋がっている

我が子たちの勉強に関してはノータッチですが
「野球上達と学校生活はリンクしている」とだけ伝えています。
このような姿勢が、学校の成績にも良い影響を与えていると感じています。

ちなみに塾には行かせてません。私生活の賜物かなと思ってます



まとめ

子供たちが自分の気持ちや考えを表現できるようになることは
野球の技術向上だけでなく、人生においても非常に重要です


現代のテクノロジーの影響を受けやすい環境だからこそ
意識的に言葉のキャッチボールを増やし
感情を言葉にする機会を与えることが求められると僕は思います

親や指導者は、その場を提供する役割を果たし
子供たちが自己表現を通じて成長していくための
サポートを全力で行うべきではないでしょうか?

自分に甘い親は・・・クソです!笑

子供に嫌われたくないから優しい声かけしかしない
これまた自分本位な子供のことを考えてない親も
僕から言わせると・・・クソクソです!笑

最後まで読んで頂きありがとうございました!

以上!

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