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自分で創り出している

よく、自分の思考が現実を創ると言われますが、なかなか実感が湧かないのではないでしょうか。

市役所時代、バスで通勤していた時のエピソードがあります。

バスが信号待ちで毎日止まるポイントに、富士山がキレイに見えるところがありました。たまに、天氣が良くて富士山がクッキリと見えると「今日は、いいことありそうだな。」なんていつも思っていました。

ところがある日、富士山が良く見えた日にとても嫌な出来事がありました。
内容は思い出せないのですが、当時は大きなショックを受け「富士山がクッキリ見えた日に、とても嫌な出来事があった。」という記憶が残りました。

次に富士山がクッキリ見えた時に「あぁ、また嫌な出来事があったらどうしよう。」と思い始めたのです。すると案の定、嫌な出来事が起こりました。

何回かそんな事が続き、富士山を見ることすら嫌だなと思い始めた時に、ようやく氣づきました。

「あれ?これって富士山は関係なくて、私の思い込みで作り出している現象なのでは?」と。当時は引き寄せの法則も何も知らないけれど、いつの間にか、「富士山が良く見える日は、とても嫌な出来事がある。」という公式を自分の中に作り上げていたのです。

その思い込みを手放し、富士山がクッキリ見える日に「キレイだなぁ。神々しくて有難いなぁ。」と、以前のように切り替えてからは、連動して嫌な出来事が起こることはなくなりました。

思考は現実化します。

今思うと、「いいことあるかなぁ~。」とぼんやり考えているよりも「今日もどうせ嫌な出来事があるんでしょ?」の思考の方が確信に近く、エネルギーも強かったのかもしれません。

「大丈夫」と心の底から信じていると本当に大丈夫というのは、そんな仕組みなのだと思います。

いつも出先で悪天候を現実化されていた方も、この仕組みに氣づいてからは晴天続きだそうですよ。

心配のエネルギーも然り。

「大丈夫だよ」というエネルギーをみんなが持てたら、創り出される世界が変わるかもしれませんね。

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